気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

ブラームス:交響曲全集(サイモン・ラトル)

2009年08月08日 | 音楽
ここ数年、交響曲を聴くのは重いなぁ・・・と感じるようになりました。
モチーフの明快なベートーベンはまだしも、ブラームス、マーラー、ブルックナー、現代邦人は、とんとご無沙汰でした。

それでも・・・
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サイモン・ラトル
の最強タッグによる最新録音のブラームス全集となると興味が湧いてきます。
今回は、HQCD3枚、全曲ノーカットのライブDVD2枚がついて4,500円となると買うなという方が無理。
予約ポチしまして、昨日、届きました。

DVDで交響曲第3番を見ました。
演奏としては、そうくるかと思う解釈もあります。
でも、最強軍団ベルリン・フィルの分厚く、完璧なバランスで隙のない演奏で最後まで聞かせられると、ゆったりめのテンポでこってり系であっても、長大さを感じさせない、現代のスタンダードと思えてしまう演奏でした。

次に、モニターヘッドホンで交響曲第4番のCDを聞きました。
ヘッドホーンで聞くと距離感がなくなる分、インパクトは強くなるのですが、録音も秀逸で、細かいところまで聞こえてくるので、客席から指揮台にひきずりだされたような感覚になります。
音に包まれるような感じで圧倒されてしまいました。

モニターヘッドホーンで交響曲を聴くというのは、やばいです。
こんな刺激的な世界、癖になるのでお勧めしません。

ブラームスは4番が好きなので、まず、交響曲第3~4番から見聞きしましたが、これだけでも買って損のないセットと思っています。
明日、1~2番を見聞きしようかなと思います。

すごーく堪能しそうなので、また、しばらく交響曲を聴かなくなるかもしれません。

なかなか出そうにないけれど、ラフマニノフ(ピアノコンチェルト)、ラベル、プロコフィエフの、DVD付きセットも取り組んで欲しいなぁ・・・
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