気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

Saudade No. 3

2008年11月29日 | ギター
今日の午前中は、仕事でした。
明日は早朝から夜まで仕事です。

今月は4日休出でしたが、これで年明けから続いてきた休出業務は一段落する予定です。

アグアドの序奏とロンドは本当に難しい。
誤魔化しがきかないから・・・

この曲や合奏団の曲に専念しなきゃいけないんだけど、浮気したくなるんですよ。

以前、まったく歯が立たなかった曲も、とっかかれるようになったというのもあります。
土日にちょこちょこ弾いてるだけでは、なんともならないので、指、手首、腕をパワーボールやビリーズ・ブートキャンプで鍛え、DVD見まくってイメトレして、そこでやっと、ひとつ抜け出したかな・・・
外側から攻めるのもありかもしれません。

本日の浮気相手(?)はRoland DyensのSaudade No. 3。
村治佳織のルミエールに収録されている曲ですが、楽譜販売のサイトで1ページ目を見ただけで即死もの。

第1楽章は楽譜を見ても訳わからんので、楽譜は購入せず。
You Tubeとtabもどきの資料を頼りに、楽譜無しで解明に乗り出しました。

音を探りながら行くので、全体で8分の曲のうち、第1楽章の前半1分と第2楽章をなんとか指入れして、本日は終了。
こりゃ難しいわ・・・
でも、第2楽章のノリは楽しいよ。

楽譜があると、弾かなきゃってプレッシャーがあるけど、たまには目と耳を頼りにじっくり追っかけていくのも悪くないです。
楽譜に頼らないので、響きやリズムに対して敏感になるし、音やリズムが頭の中でしっかりはまります。

今日は、高級爪切り(ドイツ製)をポチしてしまいました。
普通の爪切りだと、切ったさいに爪がつぶれるので、少し磨いただけではいい感じにならないのです。
ヤスリで削ればいいのですが、気をつけないと爪が薄くなります。
爪が伸びてしまった時は、爪切りで形を整えて、目の細かいヤスリで仕上げるのが一番よさげなので、いいのを買ってみようかと思った次第。

デザインのいいものもあったんだけど、あんまり小さいとなくしてしまいそうだし、悩んだあげく(?)、Zwilling TWIN Boxなるものにしました。
でも、2,100円って高くない?

どんな切れ味なんだろう?

今日のBGMは、Napsterで見つけたTone Poets。
フラットマンドリン、アコースティックギターの名の知れたミュージシャンが、ソロやデュエットをセッション的に録音したもの。
カントリーベースだけど、ジャズ、ロック、クラシック要素もあって、てんこ盛りの2枚組。
大人のリラクゼーションって感じで、夜聞くにはピッタリですな。
おすすめっすよ。

明日は5時半起きなので、そろそろお風呂入って寝ます。


どのような暮らししてますか?

2008年11月26日 | 生活
その日暮らしです。

先日、年金特別便が届きました。
サラリーマン生活25年、かけ続けてきた国民年金、厚生年金、企業年金、転職後は公務員共済・・・
この3月で、まずは国民年金の受給権をゲットですよ。

将来の備えはできているのかと、考えてみたわけです。

住宅ローンの残高が年収の2倍ちょい。
10年ちょい前は、5倍あったことを考えると、途中で繰り上げ返済もしたし、頑張って返してます。

しかし、今、退職したとして、受け取るであろう退職金、貯金のすべてをつぎ込んでも、ローンが消えません。

それってマイナスの人生ってこと?
将来の備え「ゼロ」、その日暮らしってこと?
今夜も俺のKO負け、see you next fight!ってこと?

・・・

年末ジャンボ買いました。

有用情報

2008年11月24日 | 音楽
マーマー・ヨのリクエストにお応えしまして、有用情報(?)をいくつか提供します。

部屋を一気にセレブな雰囲気にする木製譜面台
7,350円で、ワンランクアップした音楽ライフを演出してくれます。
たたまなくても、家具として違和感を感じさせないところがGOODです。
しかし、「高さやサイズは大変アバウトです。」の記述の通り、一番下にセットしても高すぎて、のこぎりでギコギコと20cmほど切断、ちょうどとなりました。

リストの強化や握力アップに最適なパワーボール
トレモロは改善しなかったが、フライパンの返しがうまくなったとの報告がはいりました。
ただ、手に入らないようですね・・・

握力アップに最適な、ソフトパワーボール
楽器を弾かない時でも、時々やっておくと、ウォーミングアップが短くすみます。

いつの間にやら忘れられてしまったビリーズブートキャンプ。
Tae Bo: Ampedの4枚目コアエクスプレスは、時間が短く、腰、手首、肘という楽器奏者の鍛えたいところを攻めてくるのでおすすめ。
また、Tae Bo Funkの動きは、指揮者ならこなして欲しいと思います
このプログラムを完全にこなせれば、指揮台をフルに使い、全身を駆使したパワフルな新境地を40分間フルスロットルで演出することができるはず。
例えばアクセントをキックで表現したり、全身で変拍子を表現したり、プレストですべての拍子を振り倒したり、新たな境地を開拓できるはず。
そしてTae Bo: AmpedのDISK4枚をぶっ通しでこなす体力を身に付ければ、史上最強の指揮者の称号を得ることは間違いないでしょう。

楽器に書き込みするシャープペンシル。
細くて短い手帳用だと楽譜にひっかけても邪魔にならないことを発見。
さらにBなり2Bの芯を使うと、軽い筆圧でしっかり書けるし、「できるあいつはスリムで身軽」が実感できます。

現在、ギター弾きとして爪切りニッパーを購入するかどうか、心がゆれているところです。
伝統の刃物の町、関で作られた世界基準の品質・・・
うーん、魅力的な響きです。

DR-1とR09-HR(PCMレコーダー対決)

2008年11月24日 | 音楽
DR-1を見せびらかし、R-09HR購入をそそのかした後輩より、6月に友人の披露宴で行った録音対決の結果は、有用な情報なのでブログにアップすべきだとのお叱りをいただきました。
私がDR-1、彼がR-09HRを見せびらかされ、先日、PCM-D50の購入に踏み切った後輩も出現したので、きっちり公開していけばPCM-D1PRO(実売価格23万円!)を買うといった連鎖反応も期待(?)できそうです。
6月に披露宴で行ったDR-1とR-09HRの録音比べの感想を書きます。
ちなみに2月にはDR-1、R-09HR、PCM-D50のホール録音対決を行う予定です。

PCMレコーダーは、CD音質(それ以上も可)で録音できるSDカードレコーダーにコンデンサーマイク2個をセットしたものです。
どちらの機種も1万円前後のワンポイントステレオマイクとHi-MDの組み合わせよりはいい音で録音できます。
ただ、RODE社のNT4やNT5といった外付けマイクとDATの組み合わせよりは若干劣ります。
録音の基本部分は、どちらもDAT以上と思われますので、妥協しているのはマイク関連部分です。
それが、どう音に現れるかが、この対決の聞き所です。

能書きはこれぐらいにして・・・

録音環境は披露宴会場、20名前後のマンドリンとギターの演奏を4~5m離れた位置で胸の高さから狙いました。
下が絨毯で、広い会場ということもあって、反響が少なく音もデッドな録音環境です。

1 DR-1
耳で聞いた感覚と近く、高域から低域までフラットに録音されている。
広がりがあり、空気感がある。 
R-09HRと比べると、音楽録音特有のメリハリがない。

2 R-09HR
ステレオで聴く際にイコライジングを加えた感覚で、メリハリがあり、低音も音圧を感じる。
DR-1と比べると、定位がセンターよりなのと、透明感に欠ける。

あくまで比較した場合なので、どちらも充分に音楽を録音しているといっていいと思います。
70年代録音のリマスターCDという感じの音がR-09HRで、80年代録音のCDがDR-1という感覚です。

使い方でなんとでもなるのですが、あえて選択のポイントを出すなら

・R-09HR
日常的に使用し、録音場所に制約があり音源に寄って録音することが多い場合

・DR-1
本番録音のサブ録音機(時にはメイン)として、適切な録音ポジションで空気感もひっくるめて録音したい場合や、アコースティックなソロなり重奏がメインの場合

てな感じになろうかと思います。

R-09HRは、ワンランク上の音楽ライフを提案している気がするし、DR-1は、職人向きの道具って感じがしますね。

千の風になって

2008年11月21日 | 音楽
仕事上のしがらみで、オケ、声楽、バレーのコラボレーションコンサートに行ってきた。
当然、自腹です・・・

このコンサートの目玉が秋川雅文。
「千の風になって」が、耳に焼き付いてしまった・・・

オケは海外の有力なところらしく、第一部でアイネ・クライネ・ナハト・ムジークとチャイコフスキーの弦楽セレナーデを演奏。
比べては先方に失礼なんだけど、マンオケとの違いを肌で感じてしまう。
楽器を鳴らしきっていることやリズムが正確という演奏技術といった部分の違いもすごいけれど、フレージングが綺麗にはまってるところが一番の「違い」と感じてしまう。

弾けてないのに、指揮者が変にいじって???な演奏にぶつかることも、マンオケの業界では多々ある中で、あるべき位置にあるべき形で音がはまった演奏、これはアマではおいそれと真似できないんですよね。

2部で秋川雅文が1曲歌うだけで、客席の雰囲気が変わる。
オケのよそ行きの雰囲気もMCで軽く喋るだけで、主役は俺だよって感じになってしまう。

やはり人間の声の魅力はすごいわ。
全体の出番としては、2時間のうち15分ぐらいなのに、一番印象に残ってるもんなぁ・・・

「私のお墓の前で泣かないでください」
今も耳にこびりついてる。

「千の風になって」は亡くなった友人の奥さんへの追悼曲として、作曲家の新井満が感銘を受けた英詩を私訳し曲をつけて、プライベートなCDにしたものらしい。
変わった歌詞だし、なんだろうと思っていたけど、これで納得。

大ヒットした曲だけど、そのいきさつを今頃になって知ったよ。

Live in Montreal

2008年11月20日 | 音楽
Sophie MilmanのDVD「Live in Montreal」が届いた。

早速見ましたよ、先日、買った液晶テレビBraviaで!
輸入版しかないんだけど、普通に再生できたのでリージョンフリーかな。

まだ20代だけどジャケットのように落ち着いた感じの美人。
ジャズ向きの魅力的なハスキーボイスで、せつせつと歌ってくれるんすよ。
デビュー時から大ファンでして、映像が出るといいなぁと思っていたので、今回のDVDは感激もの。

43分と書いてあるけど、63分のステージとおまけ映像25分が収録されている。
まさしく至福の1時間でございます。

コテコテではないけど、しっかりジャズしてますんで、ジャズボーカル入門としても最適の1枚じゃないかな?
癒しと爽快感があるDVDから、ミルマン様体験なりジャズを始めてもいいと思うぞ。

アマゾンで2000円ちょい、癒しを求める、疲れたサラリーマンはすぐに買うべし。

結婚できない男

2008年11月19日 | 生活
今日は仕事がぽっかり空いていたので、有給休暇を取得。
風邪とかで休んだのを除くと、今年になって2日目。

年明けから現在までの休日出勤は、20日を超えているだろうし、お持ち帰りも何回かあったわねぇ・・・

は塾で帰りが10時頃、は実家に用足しに行って、こちらも帰りが9時過ぎの予定。

久々の独身。

午前中は住宅ローンの借り換えやら、庭の採石買いなどの用足し。
午後は、「結婚できない男」、「ガリレオ」の再放送見て、犬の散歩やらに頼まれていた洗濯ものの取り込み。
「ガリレオ」の福山も結婚できない男を演じていて、どちらもこだわり人生を演じている。

ビリーでスカッとしてお風呂入って、ビール飲みながらが作っておいてくれたおでんを食べる。
満足度高くって、気分は阿部ちゃんですよ。

家も静かなので、こういう時はクラシックの重たいのを聴こうという気になる。
本日のBGMはショスタコービッチのレニングラード。
3人+犬一匹なのに、やたら騒がしい我が家では、この手の音楽はなかなかゆっくり聴けない。

もし、今も独身だったら、「結婚できない男」の阿部寛みたいな感じになっていそうな気がする。
この年齢になると、給料もそれなりになってしまうので、生活費や住居費除いて、1日1万円は使えるわねぇ・・・

今は、専業主婦、受験生、住宅ローンの三重苦なので、車、オーディオ、時計やインテリアなど、我慢しているところがあるんだけど、たががはずれてしまうだろうな。

社会人で一人暮らし(2年間)の時は、銀行員だったのノルマのため、毎月、定額貯金させられていたし、まだ入社したてで給料も低かったので、車は中古のポンコツだった。
でも、それ以外は、身に付けるものなどはデパートで高いのを買っていたと思う。
食事も1食何千円というようなとこでもへっちゃらだったし。

それに比べると、今は質素なもんすよ。

でも、一人だと、だらだらしてしまうんだわね・・・

昔は、寂しいと思う反面、人付き合いが面倒に思うときもあったよ。

年取ってくると、同世代の友人は家族にしばられてくるので、遊んでもらえなくなる。

若い世代ともギャップが出てくるだろうから、一人でできることにトコトンこだわるような気がする。

何かひとつぐらいはやらかせそうな気もするが、仕事以外にも日常で何かを背負っていないと楽な方へと流されてしまう気がする。

俺の明日はどっちだ?

なんて、妄想してしまうプチ独身の時間ももうすぐおしまい。

蒲生邸事件

2008年11月15日 | 生活
今週末は、仕事や用事など何もない週末。
最近、そんな休日に縁遠かったせいか、妙に嬉しいぞ。

午前中は、犬の散歩、音源整理。
午後はの買い物につきあったら、もう夕方じゃん・・・

宮部みゆき蒲生邸事件を読破。
タイムトラベルの話しで、最初のつかみや2.26事件という重い史実を取り上げている割にその史実との絡みは弱いけど、読み進めて行くにしたがって、弱さと強さをあわせ持った魅力たっぷりの人物が織りなすストーリーは面白かった。
時代を超えた純愛はちょいと泣けた。
最後まで読むと、弱いと思われた史実の扱いも理解できる。
史実が物語の前提となっているけれど、それよりも人物の心の動きに重きを置きたかったんだね。

今ほど便利な時代ではなく、家事ひとつをとっても手間がかかる時代。
生活していく上で、皆が寄り添っていかなければ生きていけない時代。

ネタバレになってしまうのでこれ以上は書けないけど、人同士のつながりは昔の方が深かったんだろうと思ってしまった。

宮部みゆきは私と同世代。
その辺も考慮して、生まれた時代よりもさらに昔を選んで、そこを描きたかったんだろうと思う。

便利になった今、一人でも不自由することなく暮らしていくことができる。
お金さえ出せば過剰とも思えるサービスが受けられる。
ネットの普及で、孤独を紛らわせることもできるようになった。

結婚に踏み出す勇気がなくなって、付き合っていたとしてもプロポーズができず、「できちゃった婚」が増えたというコラムを読んだことがある。

1/4が生涯未婚という現代、この揺り戻しは必ずあると思う。
皆が生涯独身を貫いて子育てしないとなれば、100年で地球から人類は消滅するし、それ以前に生産人口の減少で社会は崩壊してしまう。

25才過ぎたら売れ残りのクリスマスケーキという時代を生きた私たちの世代と、今の若い人たちとは感覚が違うのかなぁ・・・

私たちよりも上の世代は、戦中・戦後派の戦争や、団塊の世代の全共闘運動など社会を激変させ、個人の価値観や意思とは関係なくその中に巻き込んで運命を変えるような強い共通体験を持っているそうな。
新人類と呼ばれた私たちの世代はそのような共通体験がなく、従来のメインカルチャーに叛旗を翻し、新しい感性や価値観を打ち出した世代だそうな。
今の若い人たちは新人類ジュニアと呼ばれるそうで、「周りから与えられることが普通」となっているため、受け身の姿勢が基本となっているそうな。

世代に限らないと思うけど、社会人として、家族の一員として、喜怒哀楽をすべてしょって切り開いていくのではなく、個人主義で自分を守るとともに、仕事で得られる収入で社会のサービスを渡り歩いて楽しんでいく人が増えていることは間違いないだろう。

それだけ社会が快適かつ危ういものになっていることの裏返しでもある。

うーん・・・

専業主婦、住宅ローン、子供という三大負債を抱えている私は、身動きできない一本道の人生だけど、たちはどう生きていくべきなんだろう?

親の価値観を押しつける気もないけれど、舵取りの難しい時代を生きていかなきゃいけないんだろう。

それよりも親をどう見てるかが大きい気もするね。

2 Chorale Preludes

2008年11月13日 | ギター
注文していたディエンス編曲の2つのコラール前奏曲の楽譜が届いた。
1曲は村治佳織の最新アルバムにも収められている「主よ人の望みの喜びよ」。

譜面づらはそれほどでもないけれど、実際に指を入れてみると、しっかり指を動かさないとついていけない。
音の配列上、苦しい運指もいくつかあって、難易度は相当に高い。
おまけにさらりと流れるように弾かないといけないので、流麗さも求められるという奏者にとっては二重苦の編曲作品・・・

長いお付き合いになりそう。

あとアグアドの序奏とロンドを含んだ作品集も届いた。
手元にあるのはネットで入手したもので、かなり古いもので見にくい。
誤植らしきものもあるので、最新のものに買い直しした次第。

校定ノートがついていて、手元の楽譜もかなり直ってはいたものの、やはり間違えは残っていた。
譜面が見やすくなったのと、必要最小限だけど運指もついているので、指入れは楽になった。
難しいのには変わりないけど・・・

アグアドの音源をNapsterで探してみたが、作品集として検索でひっかかったのはロレンツォ・ミケーリのものだけだった。
確かに作品集となると売れそうにない気もするね。
とりあえずダウンロードしたので、じっくり聴いてみようと思う。