気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

橈骨遠因端骨折&尺骨茎状突起骨折(1週目)

2022年04月26日 | つぶやき
魔が差したんでしょうか、気の緩みでしょうか・・・
の引っ越しの手伝いが終わり、ショッピングセンターで買い物の帰りに足元のカート置場のバーにつまずいて転んでしまいました。
私の近隣のスーパー等ではカート置場は目立つ表示がされていて足元の金具だけの構造で運悪くカートもなかった訳ですが、前日のお酒の席や花粉症による注意力散漫が原因だと思います。、
見事に転んで、右手に全体重がかかった状態で手を突き、体感的にも見た目にも「やっちまった」と分かる状態でした。
痛みは半端ないし、みるみる腫れてきました。
に運転を代ってもらい1時間ほどで、地元の受診歴のある整形外科に行きました。

状態の確認に来た看護師さんが、「右手首折れてますね。まず、レントゲンを撮りましょう。」と瞬殺でした。
診断は右手の橈骨遠因端骨折と尺骨茎状突起骨折で、橈骨は幸いにも完全骨折ではありませんでしたが粉砕骨折一歩手前で「かなりひどいよ」とのことでした。
「ギプス固定と5㎝ほど切開してプレートで固定する手術の2つがあるけれど、ギプス固定はズレてひっついて可動域が狭くなるリスクがある。
高齢者以外は手術してきっちり直すことを進める。まずは整復してみよう。」とのことでした。
痛いのと異様な感覚の麻酔を打ち、腕を引っ張ったりねじりながら形を整えてくれました。
コキコキと骨がずれる音がしました。
再度レントゲンを撮ってみると、「ある程度は整ったけどレントゲンでは判断できない部分があるので、総合病院でCTを撮って手術の是非を相談してください。すぐに手術に入る場合もあるので、心の準備はしておいてください。」とのことでした。
シーネ固定と言われる板で肘までがちがちに固定されました。

【2日目(日)】
麻酔が切れたせいか未明に痛みで目がさめました。
2時間ほどで痛みに慣れてはきましたが、整復後の痛みのピークはここでした。
あとは我慢できる程度にはなりましたが、安静を続けました。

【3日目(月)】
翌日が日曜日であったため、月曜日に紹介状を持って市立病院に行きました。
痛みは多少治まりましたが、夜は熟睡はできませんでした。
レントゲンを見て、少し浮いているし、手術してきっちり治した方がいいですよと瞬殺。
手術に備えて、CT、レントゲン、血液検査、心電図の検査を受けました。
やたらリアルな3ÐCTで、少し浮いているので、プレートで固定するという説明でした。
手術のリスクの説明を受けて、同意書にサインし、最短を希望したところ、水曜日に手術となりました。
入院なしと思っていましたが、その日は入院で、翌日9時過ぎに回診を受けて退院とのことです。
看護師さんから、入院に関する説明があり、「よくある手術」ということで、術中の付き添いは不要とのことでした。
シーネ固定は肘から下に変わりました。

【4日目(火)】
動かさなければ腫れているだけって感じですが、安静を続けました。

【5日目(水)】
1日だけの入院なので、必要なものは寝間着、ティッシュ、タオル、飲み物、歯磨きセット、コップにマスクです。
まずはコロナの抗原検査を行い1時間ほどで病室に行き、上半身を術衣に着替えて待機となりました。
15時から手術となり、肩から下に効く麻酔を打ち、2時間ちょいで終了しました。
位置をしっかりあわせるのに時間をかけていたようですが、意識ははっきりしているので、精神衛生上はいいものではありません。
手がブラブラなので、車椅子で部屋にもどり、すぐ夕ご飯でした。
昼ごはん抜きだったので、手術中もお腹すいていたこともあり、食べやすいおにぎりとおかずも串にさしてあってすぐに食べ終わりました。
消灯までの間、体温や血圧などをこまめにチェックされました。
今回は、人生体験と思って大部屋にしましたが、まわりは脳外科の高齢者ばかり、認知症っぽい方も見えて、これはやばいって感じでしたが、消灯前に抗生剤投与を終えた後は疲れていたのか、すっと寝ました。

【6日目(木)】
麻酔がきれたのか未明に激痛で目が覚めました。
少し我慢しましたが、治まる気配がないので、ナースコールし痛み止めを点滴してもらいました。
折った直後でも支えていればここまでは痛くなくて、これが一番痛かったです。
1時間ほどで少し治まりましたが、同室の方々のいびきや寝言、独り言などもあり、ぼっとしながら朝を迎えました。
これがあるから入院なんだと分かりました。
1日だけのことなので、色々な方が入院されているので8千円ぐらい出して個室の方がよかったかなと思います。
朝、再度抗生剤の投与を終えて、点滴をはずしました。
回診では「痛かったでしょう」から始まり、腕や体調の確認があり、指先は無理のない範囲で使っていいですよとのことでした。
患部を支えて歩けるのが退院のめどだそうです。

ここまでの市立病院の費用は約12万円、高額療養費制度で所得区分に応じて限度額が設定されますが、私の所得区分(前年7月)では限度額適用認定以下ということで全額払いです。
再雇用の今なら8万円が上限かなと思いますが、共済給付で大半が後で補填されますのでどちらでも影響はないですが、なかなかの金額です。
家に戻って少し寝てましたが、痛みは徐々に治まっていきました。
次回診察日は月曜日です。

【7~9日目】
痛みはほぼ治まり、痛み止めは飲まなくなりました。
指先は動かしていいということですが、骨折というよりは捻挫と思われるような筋肉痛があり、ほとんど使えません。
徐々に回復してきて、8日目には添えたり軽いものを持つぐらいは可能となり、日常生活は楽になりました。
すぐ近くにスーパーがありますが、買い物もできるようになりました。

【10日目(月)】
診察日ということで、レントゲン検査を受けて、術後の確認と縫合部の消毒です。
橈骨部はずれてないとのことと、尺骨の突起はそのうちひっつくのかなという感じの位置です。
職場復帰を確認しましたが、来週月曜日の抜糸が終わってからということでした。
まだなのと思いましたが。手首がパンパンに腫れてますし内出血でそこらじゅうが青黒くなっていて、抜糸も終わってなきゃダメって言われてもしょうがないですね・・・
車の運転は握力を含めて筋力がどの程度回復しているかによるとのことですが、抜糸と同じタイミングになるかもしれません。
固定はなくなり縫合箇所の傷テープだけ、本格的なリハビリは抜糸後ですが、それまでに手首を少し曲げたりねじる動作をするなど可動域を確保してくださいとのことでした。
重いものを持ったり突くという外圧はNG、自力で動かすのはOKとのことです。
家に戻って握力計で測ってみると15㎏ってところでしょうか。
ギュッと握ったり開くと痛みとこわばりがあります。
パンパンに腫れているからしょうがないですが、食事も右手で食べることができるようになりました。

【11日目(火)】
握力はだいぶ戻ってきて、スポンジボールもほとんどつぶせるようになり、握力計では25kgってところ。
ノートパソコンも両手でブラインドタッチできます。
手首の可動域は60度もないぐらいで、180度にはほど遠い状態です。
手首の腫れがまだひどくてリハビリにも入れない現状ではこんなものでしょうか。
ギターを弾いてみると、ゆっくりとしたピッキングは大丈夫ですが、ストロークはムムッて感じで、高速のオルタネートは手首がつりそう。
「禁じられた遊び」は指もつりそう。
もうちょい時間が必要ですが、先は見えてきました。

ここまでのおさらいですが、
・骨折の程度は中程度(ひどい方)
・軽度、高齢者以外は手術が勧められる
・手術は2時間ほどで部分麻酔、術後の痛みは厳しい。
・術後数日で固定がはずれ、日常生活も戻せる
・抜糸は術後2週間、その後リハビリ
・抜糸後に職場復帰(状況によると思われる)

長々と書き連ねましたが、今回の治療にあたって色々とネットで情報を集めましたが、ずばりというのが見当たらなかったので、思いつく限りを書いておきました。
思い違いについてはご容赦ください。
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新年度

2022年04月03日 | つぶやき
令和4年度が始まりました。

宮仕えは65歳まで定年が年次的に延長されていきますが、私たちの世代は60歳を迎えた年度の3月31日が定年です。
その後は素行が良ければ、65歳まで再雇用されるシステムです。
私の執務室から追い出されて、10年前の役職に戻って現場で陣頭指揮となりました。
過去の経験やポストがかみ合って極めて恵まれた形なので、ありがたいと思っています。
だから定年という感傷的な気分は一瞬だけでした。

退院してきた父の状況は厳しいです。
介護施設に戻って1週間余りで転倒して足首をねじってしまいました。
訪問医の診察日だったので、骨折はしてなさそうですが、打ち身になっていて足の甲にヒビが入っているかもしれないとの連絡がありました。
在任中に処理しなければ山のような決裁、も出かけているし、すぐにはとても無理。
施設長からはどこまで痛いのか分からないので診断は必要だが、痛がっている訳ではないので明日でもいいとのことでした。
翌日の診療でレントゲンやCTも撮りましたが、靭帯が少し伸びたかもというぐらいで湿布のみとなりました。
入院時もリハビリの効果がなく歩行困難で現状の筋力では立ち上がることもできないのに、どうして歩こうとして転んだのか分からないとのことでした。

病院に付き添っていたいわく、退院時よりも痩せているようで、反応も明らかに鈍く動きも悪いとのことです。
食事中も水分がうまく飲み込めず口から垂れてしまっていて、ストロー使用で行くとのことでした。
昨日は歯茎がやせたのか入れ歯が合わなくなっており、歯科医を呼んで入れ歯をあきらめるかどうか判断したいとのことでした。
入院時に食事がうまくできないとのことだったので、飲み込みやすいものを食べさせてあげないと難しいようです。
衰弱が進んでいる状況にありケアプランも全介助に近い状況となっていますが、動けた場合は事故や問題行動につながるリスクが高いことが記されていました。

徐々に衰弱が進んでいて床ずれができていること、食事が自力で厳しい状況であることから、医師も時計の進みを止めることはできないという感じです。
祖父母や母、義父を看取ってきましたが、骨折してからの父の状況は「余命」という言葉が頭をよぎりますし、も同じ思いのようです。
施設の方も終末期に差し掛かっていることを遠回しに説明してきます。

介護区分の再認定を申し出ていますが、要介護4以上となれば特別養護老人ホームの申請を行います。
今までも家の近くの施設に移したかったのですが環境を変えるのはまずいと思って見送っていました。
もうそんな状況ではありませんし、病院が設置している特別養護老人ホームの方が望ましいと思います。
まずはそこからかな・・・
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