おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

牡蠣のどて鍋

2007年12月13日 | 和食
画像無しですみません。
あした「そう」の忘年会で一品持参ということだったので、豚のリエットを作っております。3時間ほどガス台を占領いたしますので、本日は鍋に。
豆味噌・麦味噌・米味噌の三種と、三河みりん・純米酒・三温糖で練り上げた味噌を鍋の土手に塗り上げ、野菜・牡蠣を頂きました。いやああ。旨い。抜栓して三晩目の山形「男山」のふくよかな味わいに余りにも合致し、感動です。こういったパンチのある料理にはボディのしっかりした日本酒しか太刀打ちできませんね。軽い酒で受け流す方法もありますが、私は駄目です。

そろそろ煮詰まったリエットを火から上げ、冷ましてフードプロセッサーにかけて仕上げます。きっと美味しいはず。コクのある白にも赤にも合いますよ。残念ながら明日はお酒抜きの会ですが。。。

山形発 男山

2007年12月11日 | 和食
日曜日の興奮をウィークデイにも引きずりつつ、何とか気だるい火曜日が暮れていきます。楽しかった分、校了して手持ちぶたさな時間がじれったく、長く感じました。
唐突ですが・・・
遅くなりましたが、天月マスター様、楽しく美味しいひと時を下さいまして、有難うございました。

すみません、行き当たりばったりな文章で。

先週土曜日に風邪の身体を気力で操縦しつつ、浜松まで車を走らせて購入したお酒です。山形の男山。抜栓したばかりのボリューム感は、少々疲れさせる感じがありましたが、本日は丸みを帯びて二重丸。酸と甘みと苦味のバランスのよさが感じられました。

あわせたお料理は
・大根とじゃこと黒胡麻のサラダ
・鶏ささみの梅肉焼き
・牡蠣と茄子、エリンギの牡蠣油炒め石焼ご飯
・ほうれん草と卵のスープ

です。ビールでは主張が強すぎた梅肉が、日本酒とあわせると、なかなか良い。酸味が刺激になって、日本酒の旨味をグンと引き立てます。スイカに塩、ぜんざいに塩昆布、ワインにチーズ、のような関係でしょうか。あまり梅干を口にしない私にとって、新たなる発見でした。
明日は何を飲もうかな?

るみ子の酒堪能

2007年12月10日 | お出かけ

昨夜は風邪菌を身体から追いやり、天月さんの日本酒会に参加しました(できました)。今回は森喜酒造さんの「るみ子の酒」を堪能。女性の名を名乗りながら、その味わいは実に男前。天晴れです。るみ子さんのお人柄を表していました。いつか是非のん兵衛談義を繰り広げたいものです。本当にご馳走様でした。
お料理は全て撮影したのですが見事にピンボケ。フラッシュを炊いた映像が好きではないので、ISOを上げて絞りを開き気味にしたら手振れが目立ってしまって。前菜のみアップします。「さんが」は同席した方の間でもとくに評判良かったです。

お酒という共通興味事項をテーマに集まった方々と、本当に楽しいひと時が過ごせました。生き方、生活環境が違っても「酒」というキーワードで何時間でも語ることができる人々に出会えて、私は幸せです。強い肝臓のDNAに授けてくれた父よ、ご先祖様よ、感謝いたします。礼。

鴨のローストと鰯の酢〆、牡蠣飯など

2007年12月09日 | 和食
まだまだ本調子ではありませんが、病欠も含め三連休の最終日を迎えています。月曜日、元気に出勤できるか少々不安が・・・といいつつ昨日もキッチンにいる時間は削れませんでした。

鰯を弱めの酢で〆ました。脂が乗って青々とした姿に一目ぼれして作った一品です。

岩塩で化粧した鴨をじっくりとフライパンでロースト。焼脂はもちろん鴨の脂です。その脂でゆっくりと柔らかくなるまで焼き上げた、下仁田葱も美味でした。

久々に作った肉じゃが。こっくりとした味わいがいいですね。

最後に土鍋で炊いた牡蠣飯です。牡蠣のゆで汁と昆布出しに塩としょうがで味付け。薄味がご飯の旨味を引き立てます。これにお吸い物をつけました。

ということで、結局療養とは言えない1日を過ごしました。しかも浜松まで日本酒を買いに行っちゃったし。。。パートナーにはナイショ。

サルティンボッカ風

2007年12月08日 | イタリアン
まだまだ風邪菌が私の体に巣くっているようです。何だか借り物の体のような感じです。ジャストフィットしない着ぐるみを着ている、と表現しておきましょう。
しかし衰えないのが食貪欲。あえて貪を付けました。買ってあった豚の厚切り肩ロースをどう料理してやろう、と午後ずっと考えていたといっても過言ではありません。きっと私は最期の日、ビンテージもののシャンパンを死に水にしてくれ、と我儘をつぶやいているのだと思います。

豚の肩ロースを筋切りし、塩胡椒をまぶしてしばらく置きます。その後、油を引かないフライパンで軽くソテーして表面を焼き固め、のり替わりにマスタードをぬります。そこへ生ハム(今日は贅沢にハモンイベリコ!)を載せ、パルミジャーノ、にんにく、EXバージンオリーブオイルでコクを出したパン粉を載せてオーブンでじっくり焼きました。赤ワインを煮詰めたソースで頂きました。ヴォーノヴォーノです。

アンティパストはスルメいかのサッとボイルマリネ。スルメいかがちょっと硬かったのが残念。大好きな剣先が今日はなかったので。

今日も一日ゆっくりと過ごすつもりです。子供の頃は風邪をひくと母が身の回りの世話を全てしてくれたものですが、今はそうは行かない。寝ていると目の前を舞うほこりが気になるし、天気がいいから洗濯もしたい。なかなか落ち着いて療養できる環境ではありません。しかし明日の為に、明日の為に治さねば。。。おじさん臭い感冒薬(改源です)を白湯で流し込みながら強く念じる私です。

新酒賞味

2007年12月07日 | つぶやき

今日は風邪で仕事をキャンセルしてしまいました。どうやら風邪気味ではなく風邪みだいです。この感覚、忘れていました。鼻水(汚くてすみません)と格闘しすぎて鼻周りがヒリヒリします。ヤフーのトップページにあった「超鼻セレブ」なるティッシュペーパーが気になります。

先日訪れた日野屋さんの絞りたて。いまそれについての原稿を執筆しております。貧乏性な私は、休日ともなればじっとしていられません。外に出られない今日みたいな日は原稿作成にはもってこいです。毛布を肩から被りながらパソコンのキーを叩いております。あんまり想像しないで下さい。

先日頂いた純米の生は非常に優しく女酒と形容しましたが、今回は荒っぽさもある男っぽいお酒。アルコールが19度もありますからね。なかなかいいお酒ではないでしょうか。ちょっとばかし欲を言いたいところはありますが・・・ごめんなさい。社長さん!

早く風邪を治さないと、日曜の日本酒の会に差し障るわ。せめてこの鼻風邪よ、沈静しておくれ。

奥三河をドライブ

2007年12月05日 | お出かけ
まずは一昨日と昨日のディナーをご紹介

うまいもんだよ南瓜のほうとう です。その名のとおり美味かったです。風邪気味の体を優しく温めてくれました。

昨日のゴールデンポークのパン粉焼です。厚切りのポークにパルミジャーノでコクをつけたパン粉でロースト。適度に脂も落ちてヴォーノです。

そして本日、風邪気味(あくまでもひいていないと言い張る)の体に鞭打って、「そう」の温泉特集取材下見の為に奥三河へ片道100kmのドライブに出かけました。

豊根村の温泉施設から見上げた青空。空気が澄んでいるせいか美しい。風邪気味につき温泉は入湯せず。この後、東栄温泉、名号温泉を下見し、板敷川のほとりで釜飯を食べました。

あまごの釜飯です。ドライブインのようなお店でしたが、なかなかの味わいです。ご馳走さま。湯谷を巡り徐々に南下。

せっかくなので新城の日野屋酒造さんへ寄りました。先日社長さんから杉玉をそろそろ掲げるよ、という話を聞いたのもあったので。ありました。青々とした杉玉。新酒のお目見えを知らせる看板のようなものです。ご挨拶して絞りたてを一本頂いて(購入)きました。本日すき焼きと一緒に賞味します。

なかなか大変な道のりでした。真冬は凍結して山越えできそうにありません。本格的に取材するのは春かなぁ。

打ち上げフレンチ?イタリアン?

2007年12月03日 | フレンチ
校了を迎え、気が緩んだのか10年ぶりに風邪というものを受け入れてしまったようです。喉が痛く、寒気とほてりが交互にやってきます。明日までには治すつもりですが。。。
昨日のディナーをご紹介しましょう。

幕開けはクレマンドロワール。しかも格上のもの。切れがよく果実実も感じられて良かったです。

チェリーサイズのモッツァレッラと色とりどりのチェリートマト、剣先いかのマリネサラダ。

糸よりのグリエ・あん肝ソースのグラタン仕立て
糸よりをレア気味にグリエし、あん肝の裏ごしを混ぜたベシャメルソースをかけ、バーナーで表面を焼きました。濃厚なソースがトレボンです。

むなかた牛のフィレ肉ステーキ
良質なフィレ肉を超レアに焼き上げ、バルサミコと醤油のソースでいただきました。蕪のグラッセもなかなか。

プーリア州・イタリアをブーツにたとえるなら踵に当たる地方で作られたワイン。「スキアッチャノーチ」です。ネグロアマーロという品種を使った芳醇な一本。旨いです。2000円ちょっとでこの味があじわえて幸せ。また仕入れなくては。

気まぐれシェフは今週も独走・爆走しました。姉と母に料理の説明もろくにせず、有無も言わさず作りたい料理を給ずる。そんなシェフ(シェフ=社長、自分で言うのもどうかしら、と思いつつ)、世間に受け入れられないですよねぇ。

三河豚のソテーなど

2007年12月02日 | 和食
昨日も申し上げたように、仕事もやっと峠を過ぎました。やれやれです。あまり時間はなかったのですが、前日が午前様一歩手前の帰宅でろくなものが食べられなかった反動で、ちょっと手を加えたものを作りました。

三河豚のソテーにんにく醤油ソース

どて煮です。
出鱈目な献立ですね。どっちも食べたかったので。
体の節々が痛く、整体に行ってそこでも私の料理オタクぶりが話題になったのですが、「○○さんみたいな方がおうちにいたらご家族も幸せですね」ですって。いえいえ。相手が望むものを作れば、それはそれは重宝がられるでしょうが、なんてったって正真正銘「きまぐれシェフ」。そんじょそこらの洋食屋の「きまぐれシェフ」とは訳が違います。豚のソテーとどて煮を有無を言わさず食卓に乗せる。そんな料理人いりますか?物好きな方がいらっしゃったらお声を掛けてくださいな。

今日は母と姉とのディナー。
・剣先いかところころサラダ
・糸よりのあん肝ソースグラタン仕立て
・牛フィレ肉のロースト
です。画像は後日。

怒濤の日々よ、サヨウナラ

2007年12月01日 | つぶやき
後一日で校了をむかえます。あとちょっとです。
本日の午前中は、きっと殺気立っていたと思います、わたし。この期に及んで修正のラッシュ!もう勘弁してくれ!と大声で叫びたくなりました。そんな怒濤の日々にもそろそろピリオド。というかカンマですかね。また三ヵ月後には同じことが繰り返されているのでしょう。嗚呼。

明日は家でごろごろするつもりです。夜は母と姉とディナーですが。自分的に打ち上げたいのでシャンパンでも開けようかと。美味しいお料理もつくろうかな。結局そんなこんなで休みにじっとしていられない私です。でも楽しみ♪

はやくクライアントさんからOKの電話かかってこないかな~。Now Waiting・・・