おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

里弄で山海の幸を堪能

2017年04月08日 | お出かけ
菜種梅雨なのでしょうか?
長雨が続いでいますね。
アライグマ級の洗濯好きにとって
お日様が現れないのはしんどいです…

さて、テーマの話へ行く前に。
6月、某国へ渡航することになりました。
しかしパスポートが7月の半ばで切れてしまうため
昨日切り替えの申請に出向いたのです。
証明写真が少しでもマシに見えるよう
知り合いのカメラマンさんに
写真を撮ってもらおうと思ったのですが
早く切り替えないとエアチケットが取れないので
泣く泣く申請所横にある簡易写真館で撮影。
ちなみに姉は何か事故や事件に巻き込まれた時
パスポートの写真が使われるからと
メチャメチャこだわって撮ってます(笑)

しかし簡単に済むと思ったら
そうでもなかったのでした。
はじめに撮った写真を窓口へ持ち込んだら
「白すぎますし、頬とおでこがテカってます。
もう一回取り直してきてください」と。
別に厚化粧しているわけでもないし
脂ぎってるわけでもないのに知らんがな…
そしてもう一回撮っても
まだ白浮きしていると突き返される。
フラッシュの角度や照度を変えて
ようやくまともな明るさになってきたのですが
今度は私が目を瞑ってしまう症候群になり
何度やっても寝ぼけた感じの表情に。
カメラ担当の方から苛立ちオーラが感じられたので
目をカッと見開いて我慢をしたら
ミシュラン・キャラクターの
ビバンダムみたいな顔になりました。
あの写真と10年付き合っていくのか…
各国の審査場の人しか見ない写真だし
まいっか^^;


さて、先日里弄さんにお邪魔しました。
黒板を見ると春の味覚がチラホラ。
食べたいもの目白押しで
何を頼もうか懊悩します。
いつかみんなで行って
「上から下まで全部」
と言ってみたい。



蜂の巣のラー油がけ

シェフから試作品をいただきました。
これ、めっちゃ美味しい!
こんなトリッパ料理があるんですね。
見た目の問題があって
万人向けしないかもしれませんが
目を瞑って食べたら虜になるはず。
私は凝視しながらでも
美味しくいただける部類の人ですんで
定番メニューに加えていただけたら幸いです。



蒸し鶏の四川ソースかけ

ふっくら&しっとりして
蒸し加減が素晴らしいですね。
ピリ辛濃いめのソースも
ビールを誘って止みません。



アオリイカの自家製桜海老醬炒め

大好きなアオリイカが
自家製桜海老醬を纏っていると目にすれば
頼まない選択肢はございません!
そう、里弄さんと私の出会いは
この自家製桜海老醬から始まったのです。
あれは5年前のことでした…
長くなるのでやめておきます(笑)
駿河湾でしか水揚げがない桜海老を
惜しげもなく使用して濃縮した醬。
スプーン一杯で一体何匹分なのでしょう。
甲殻類のリトルプリンセスである桜海老と
軟体動物のキングであるアオリイカが
鍋という場に会して煽られ馴染み合い
今まさに私の眼の前にある。
心して口へ送り込むと……旨っ!
火の入り方も絶妙です。
滝川シェフ劇場に感動をいただきました。



車海老の発酵唐辛子炒め

最近、色々な調味料を自家製しているシェフ。
先日訪れた時に発酵唐辛子の
スターターを分けていただきました。
私の方は使うタイミングを逸しておりますが
ここでプロの味を賞味しましょう。
辛いは辛いですが
ストレートに「辛っ!」という印象ではなく
甘さと酸味が立っており
とてもマイルドな味わいでした。
車海老とお肉を合わせて
旨みの相乗効果を狙っているのもいいですね。
美味しいなぁ。



重慶酢豚

いわゆる街の中華の酢豚ではありません。
サブタイトルに「豚ヒレ肉ピリ辛黒酢炒め」
とあり、まさにそのままの味わいでした。
よくある酢豚より断然こっちの方が好き!
日本人の解釈でアレンジし過ぎた中華は
食べられないものが多いですから^^;



赤羽根はまぐり炒飯あつあつスープがけ

多分、皆さんが想像している味とは違うと思います。
パラッパラの炒飯に
粘度のないはまぐりの上品なスープが投入され
サラサラと体に入っていくお茶漬け感。
この上なく優しく胃に染み渡る美味しさです。
これなら二日酔いの朝も丼一杯いけますぞ。
そうそう、今年はアサリが不漁だったので
地物のはまぐりに切り替えたそうです。
出汁の上品さからいったらはまぐりの方が上。
なんとも贅沢な締めくくりでした。



訪れる度に新しい味との巡り合いがあり
期待を裏切らない里弄さん。
いつもご馳走様でございます。
またお邪魔します!




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