陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

哀愁の漂う佳曲<討匪行>を聴く

2011-01-06 20:55:56 | 読書・映画・音楽
 昭和時代の代表的テノール歌手・藤原義江(当時34歳)は、昭和7年(1932)に前線兵士慰安のため満州へ出掛けた。この時、彼が作曲し歌唱したのが<討匪行>であった。思いやりに溢れた歌詞は、関東軍宣撫官・八木沼丈夫陸軍少佐(アララギ派歌人)によるもの。  この曲は、2年ほど前、tafu さんも取上げていた。 【今月の唄】討匪行(とうひこう)とシナ事変 http://tafu.iza.ne.jp/ . . . 本文を読む
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正月御節料理に思うこと

2011-01-06 17:49:35 | 食べ物
 正月に味わう御節(おせち)料理は、地方によって、と言うよりもそれぞれの家庭が独自のレシピで準備されることが多いのではないだろうか。新年を迎える節句の豪華料理として、また家族を養う主婦が暫くの間料理義務から解放される手段として、我が国の御節料理は独自の発達を重ねたのだろう。  台所を与(あず)かる火の神様、「荒神」(こうじん)に対する畏敬の念からも、正月は火の使用を極力控えるとの言い伝えがあって . . . 本文を読む
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