Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

姿勢

2014年03月11日 | Weblog
        

一般的に歳をとると腰が曲がってくると思われているけれど必ずしもそうではな
い。昔の日本人の年寄には割と多かったように思うけれど、西洋人の年寄に腰
が曲がったひとはあまり見かけない。生活様式の違いか、あるいは農業国だっ
た昔の日本では生涯苛酷な労働を強いられたせいかもしれない。


最近の年寄(と云うのも変だけれど)Edの年代でも、友人の中に腰が曲がった
者は見かけない。日本人はこの半世紀で以前のような苛酷な労働から解放さ
れたり、生む子供の数が少なくなったせいかも・・・


                                             


忍び寄る老化に抗うかのように、カミサンは”年寄臭い”姿勢や立ち居振る舞い
をひどく気にしている。

例えばレストランなどで背中を丸めてテーブルに覆いかぶさるようにしてモソモソ
食事をしている年寄がいると、見るとはなしにシッカリ観察している。それとか、
薄汚れたヨレヨレで訳の分らないものを着てサンダル履きのような恰好で、平気
で表に買い物などに出てくる年寄をみると、普段から”もうどうでもいい”といった
恰好するのは他人に対しても無頓着で良くない、と手厳しい。


TVの度番組などで欧米の年寄を見ていると、彼らは確かに日本人の年寄みた
いに”だらしない”恰好で表にでてくる人はいない。旧くてもきちんとした服を着て
姿勢も良く、食事の仕方も綺麗である。


カミサンはもっとヨボヨボになっても、ああいう風でありたいと強く願っていて、Ed
にも時々注意を促してくる。^^!


そういう訳で、若い頃からやや猫背で姿勢のあまり良くないカミサンは、自分の
”姿勢”を常に気にしていて、自分が歩くとき「前こごみになっていないか」とか
「両手を広げて威張ったような(老人独特の)歩きをしていないか」などと訊いて
くる。


先日二人で買い物にいった折ふと気付いたら、彼女のいう”手を広げてやや威
張った格好”で歩いていたので教えてあげた。本人は”絶対治す”といつも意識
して歩くように努めているのだけれど、づっと意識し続けるということも至難のワ
ザではある。今日もカミサンは姿勢に気を付けながら9000歩の
ウォーキングを
していることだろう。^^)