Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

ウィンザー・ホテル洞爺

2012年08月20日 | Weblog

  

千葉へ戻る日の前日、洞爺湖のウィンザー・ホテルで一泊する予定にしてあった。

14日朝、真駒内からバスで千歳空港へ行き、予約してあったトヨタ・レンタ・リース
でヴィッツを借り出した。最繁忙期とはいえ、待たされること1時間・・・ようやく駐車
場へ案内されて車に乗り込んだ。

・・・さて、走り出してはみたものの、初めての道だからすぐ近くの高速入口まです
ら分らない。

NAVI(・・・これも使ったことがない^^!)に行先を入力してもらったのだからNAVI
の云う通りに走ればいいものを、道路標識に直進「道央道」と出ているのに、NAVI
は左折しろと云うので、つい「そんなバカな・・・!」と直進する。

すると又、NAVIは変なところで左折、左折を繰り返させて、もと来た道へ戻そうと
する。それに構わず道路標識の「道央道」に従って暫く直進してみたが、高速入口
らしきものは現われない。仕方なく今度はNAVIの云う通りに右折、左折を繰り返し
ていたら、目指す千歳ICへ出た。何だよ・・・!(笑)

トヨタ・レンタを出てから30分くらい、高速入口の周りをウロウロしていたことになる。
ま、急ぐ旅ではないけれど、不慣れなNAVIに持て遊ばれて、とんだ時間の無駄をし
てしまった^^!

  

ウィンザー・ホテルは山の頂上にあるので、眺望は素晴らしい。東は洞爺湖、西は
噴火湾の海が広がり、周囲を遮るものがない。

手前の屋外駐車場へ車を停めて、正面入り口へ向かったらスタッフが飛び出して
きて荷物を引き取り、「地下にも駐車場がありますので、お車を移動しておきます」
という。キーを渡してチェック・インをしようとフロントへ向かったが、今度は女性の
スタッフが近づいてきて名前だけ訊き、ロビーのソファーに座らされた^^!

すぐ前の小さいステージではピアノと笛の生演奏をしている。何だか全てが大仰だ
なあ^^!・・・と思いながら待っていると、部屋の掃除にもう少し時間がかかるので、
外を散歩してこいという。

云われた通り廊下を抜けていくと建物の東側、つまり午後の日陰のコースへ出た。
2007年?だかの洞爺湖サミットの写真が掲示してある。独メルケル、仏サルコジ、
米ブッシュ等に混じって日本・福田の顔も・・・どうでもよい。

建物を一周して正面玄関へ戻ったら丁度30分、先程とはまた別の女性スタッフが
やってきて我々を部屋に案内してくれた。

歩きながらカミサンが、ロビーに飾ってある生花を指さしたら、「あれは、夏の夜の
夢とか名づけた生花飾りなんですがねえ・・・良く分りませんけどね^^!」とあっさり
自分のホテルの飾り付けをコキオロシてしまった(笑)

更にカミサンが、建物を外からみると船に似ていますが・・・と水を向けると、
「ハイ、豪華客船をイメージしたデザインらしいです」
何方か有名な方の設計ですか?
「い~え・・・そんなあ・・・大した建築家じゃあありませんよォ~!」

とこれまた簡単に切って捨ててしまった(爆笑)

どうやらこのホテルは、宿泊客を殿様気分にさせたい積りらしいが、その前にスタッ
フに余計なことを喋らせないよう再教育したほうがいい^^!

通された部屋は海側。部屋は広くゆったりしている。ベッドはセミダブル、バス・ル
ームも広くて清潔。備え付けの紅茶で一服しているうち、夕日が紅く染まり始めた。
写真を撮ろうと窓に近づいたら、窓ガラスが酷く汚れている。

高級感を演出してはいても、こんな目につくボロを出すようでは・・・やっぱり田舎の
ホテルだな!

夕食はギリガンス・アイランドでコース料理を予約しておいた。7時45分からの約
束だったけれど、ここでも15分ほど待たされた。料理は懐石風のフランス料理で
カミサンはメインの肉をオマール・エビに変更。出てくる料理はすべて美味しく、こ
こは合格^^!

オーストラリア・ワイン(白)を1本頼んでカミサンと二人で空けて、ほろ酔い気分
になって部屋に引き上げた。

2012・北海道の旅は終わった。