Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

劉(リュウ)ちゃん

2009年12月16日 | Weblog

12日(土曜)から4日間中国・大連を訪れてオジンライダーズのオフ・ミーティングを楽しんできました。
何しろ旅行代金が、一人締めてわずか3万円強という「超豪華」パック・ツアーなので、最初はどんな安ホテルで何を食わされるのか・・・と少々心元なかったのだけれど、案に相違してホテルは四つ★、夕食は市内では名の通った大きなレストラン、移動と観光はすべて専用マイクロ・バスで、という至れり尽くせりの超お得ツアーでした^^!

       

大連空港に到着すると、現地旅行代理店のツアー・コンダクターが迎えに来てくれていて、そこから先は日本語の達者な彼女が全て取り仕切ってくれた。彼女の名前は「劉(リュウ)」さん、28歳。日本の大学を出て今は日本人相手のツアー・コンダクターをしているお嬢さんだ。
彼女は明るい性格で、絶え間なくよく喋り、且つ質問や疑問には的を得た答えを即座に返してくる。とても頭のよい娘だと見受けた。旅行中の4日間で我々年寄りともスッカリ打ち解けて、人気者になった。

大連は戦前まで40年ほど日本に統治されていたから、旧満州鉄道の本社跡や旧大和ホテル、日本人街の建物などが残されていて、観光用に整備されたり大連市の役所・施設に再利用されたりしている。50kmほど西の旅順には日露戦争で有名な203高地があり、今は観光スポットとして整備されている。尤も我々よりもう少し旧い年代でないと、何も感慨は沸かないのだけれど・・・

リュウちゃんは、そういう日本人向けの記念碑的施設を案内するときも、我々の知らない細かなことまで実によく知っていて、相当勉強していることを伺わせる。

リュウちゃんのせいではないけれど、唯一残念なのは、この種パック・ツアーでは必ず付いて回るお土産屋訪問である。不要なものを安くもない値段で売りつけるアクドイ商法はいい加減でやめて欲しいものである。押し売りのようなことをしなくても、良い品物を普通の現地価格で売れば、外国人は黙っていても必ず買ってくれるのに・・・

とはいえ、リュウちゃんが買って欲しいという車内販売のお土産品だけは、みんな一所懸命な彼女への「はなむけ」として数千円分は購入していた。
こころ優しき日本のジイサン、バアサンよ!