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・・・🌤  夏山です  ☀・・・

大山

2012年10月09日 | 三百名山

大山(1252m:神奈川県)に登ってきました。

かっては農民たちの雨乞いの山、漁師たちの航海の目印の山。

大山詣で盛んになったのは江戸時代の中期。

江戸赤坂御門を起点として、大山阿夫利神社までの道を、大山街道という。

東海道と甲州街道の間を江戸へ向かう脇往還(五街道以外の支街道で、休泊機能の備わった道)

として、「厚木街道」「矢倉沢往還」等とも呼ばれてきた。

  今も阿夫利神社下社を訪れる人も多い。

山名の由来は、山頂に祀った山の神「大山衹命=おおやまつみのみこと」の神名から。

別名に雨降山、阿夫利山、国御山、大福山などがある。

(コンサイス日本山名辞典:三省堂より) 

8:55 JR・相鉄・小田急と乗り継ぎ、秦野駅発ヤビツ峠行のバスに乗った。

    神奈中は増発なし、(西東京バスだったら即増発で客は立たせないが)

    ラッキーにも座れた。

  :ヤビツ峠

9:45 ヤビツ峠に着いた、多くの登山者で賑わっている。

     大半が塔ケ岳へ、一部がイタツミ尾根を経て大山へ向かう。

  

大山まで2.3km、約50分の行程、今日の登山は、上りではなく下りがメインだ。

天候は晴れ、風が強いが、歩くにはいいコンディションだ。

  :登山道

杉林と小灌木の登山道、展望はない。

        

:ホトトギス          :ユウガギク        :ノアザミ  

   

:マツカゼソウ(松風草)やさしい草の姿に趣があることから付けられた。

花は秋の花に衣替え、かろうじてホトトギスが残っていた。

   :ヤビツ峠分岐

10:30 ヤビツ峠分岐へ、ここで表参道と合流する。西側の展望開ける。

  :開けた展望

正面が塔ケ岳。

  :渋滞?

表参道からの登山者が多い、続々と登ってくる感じ。

  :山頂 

10:50 大山山頂、多くの登山者が、”第2次登山ブームを彷彿させる?”

         

:江の島方面        :湘南平            :富士山

10:50~11:00 早い昼食、サンドイッチを食べて、下山へ。

  :奥ノ院

登山者は続々と登ってくる、”コンチワ”の挨拶が途切れない!!

   :富士見台からの富士山

11:30 混雑する表参道に別れをつげ、蓑毛へ下る。

     人は少ないが、岩がゴロゴロする歩きづらい道になる。

   

11:45 杉林に「女人禁制」の碑、文字も風化し、看板がなければそれとわからない。

   

11:55 「首なし地蔵」へ、顔のない六体の地蔵は不気味だ。

     今でも祀る人はいる、石に願い(病気治癒)を書いたものが置かれていた。

   :蓑毛乗越

12:00 蓑毛乗越へ、蓑毛バス停からの登山道が通じている。

   

ここからはしばらく杉の植林帯を見ながら下る。

  :秋ですね

   :浅間山電波塔

12:15 浅間山の”電波塔”

         

:ヒヨドリバナ        :ゲンノショウコ?                      :ユウガギク 

秋の花は難しい。

  :ヌタ場?

鹿が体についた虫などを落とす場所か?

   

:道の真ん中に桜の木 :箱根外輪山

  

不動越えから高取山への(久しぶり)上り、距離は短いが結構きつい。

  :高取山

13:00 高取山頂、東側に展望あり。

自宅方面の眺望、正面にはみなとみらいのビル群が。

  :聖峰分岐

13:10 峰(ヒジリミネ)分岐へ、約25分とあるから行ってみた。

     (高取山で地元の人に、”眺望がいいよ”と聞いていたから)

      

:シキミの(実)の変化

         

13:30 聖峰へ、不動尊が祀られていた。 彼岸花と地蔵さんがマッチングしている。

  :二一八段ある階段   :分岐

来た道を戻る、二一八段を登ると 14:00分岐へ着いた、当然大汗をかいた。

   :念仏山頂

14:30 念仏山頂、箱根外輪山が大きく見える。

正面に金時山、明星ケ岳、双子山が連なる。

   

高取山までは、この山を目指して上る登山者と出会う。

ここから 15:00弘法山分岐までは、アップダウンがある、ここでトリカブト見た。

  :信仰と野菊の道

         

:ミズヒキ           :ヤブラン          :ツリガネニンジン      :キバナアキギリ

     

:&%*#          :キノコの森(明治製菓のモデル?)

野菊はないが、ミズヒキ・ツリガネニンジン・キンミズヒキ・ヤブラン等が咲いていた。

15:40 吾妻山へ、ここで”関東ふれあいの道”が出てきた。

だよね?「残して良いのは足跡だけ」というフレーズもある。

16:00 東名高速のガードをくぐって5分歩けば「弘法の湯」へ、

     多くの下山者で混んでいたので、エスケープして鶴巻温泉から帰途に着いた。

         

最後に彼岸花のパレードです。

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       行程:登り標高差491m、下り標高差1200m、約18km 

            8:55 小田急秦野駅ヤビツ峠行バス =9:45 ヤビツ峠 ⇒10:30 ヤビツ峠分岐

       ⇒10:50~11:00 大山山頂 ⇒11:30 蓑毛分岐 ⇒11:55 首なし地蔵 ⇒蓑毛越し

       ⇒12:15 浅間山 ⇒13:00 高取山 ⇒13:10~14:00 聖峰分岐 ⇔13:30 聖峰 

       ⇒14:30 念仏山 ⇒15:00 弘法山分岐 ⇒15:40 吾妻山 ⇒16:00 鶴巻温泉駅

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大山:日本山名辞典によると、「大山」は全国に17を数える。

    今回登った大山(神奈川県)高さは上から数えて3番目。

    ちなみに一番高いのは埼玉県と長野県境にある大山、標高は2290mある。

    一番低いのは鹿児島県沖永良部島にある標高246m、小山だ。

         

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         

 

 



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