5月2日、17日ぶりの登山は高尾山を歩いてきた。
今回のミッションは二つ❶八十八大師朱印をもらうこと
❷クマガイソウを撮る事だった。
8:50 高尾駅スタート
金比羅登山口を偵察しました
9:10 登山口
9:25 八王子市内「登山遠足」の団体です(小雨が落ちてました)
クサノオウ:ケシ科(汁が有毒)
6:50 「琵琶滝」、朱印ゲット2/3
10:15 十一丁目茶屋 (陽も射してます)
「蛇滝」 へ降ります
今の時期主役は「シャガ:アヤメ科」です
蛇滝水行道場(この中に六十七、六十八番があります)
朱印ゲット・・・コンプリート3/3
イワタバコ:イワタバコ科
これからです 高尾山に戻ります
ミヤマカタバミ、葉も大きく成長し光合成に備えています
少しずつ人も増えてました
11:30 大天狗と小天狗
大天狗は団扇をか携えています。災厄を祓い、幸福を招くためのもの。
「開運の天狗団扇」と呼んでいます。 【高尾山報4月号より】
「御護摩受付所」で朱印状を確認してもらい、お札を頂きました。
ガイド冊子00円、記名料00円也
白内障の手術を考えているので、しっかり撫でてきました
11;40~12:00 (喧騒の)高尾山
あいにくの空
12:05 大垂水峠へ降ります
オオカメノキ
チゴユリ(少数派でした)
ホウチャクソウ:ユリ科チゴユリ属
花の形が寺の軒先に架っている大型の風鈴「宝鐸」に似ているからの命名
圧倒的に多かった
崩壊地も
ヨゴレネコノメ
見覚えあり
13:05 大垂水峠(下は旧甲州街道20号線)
ここから南高尾山稜、高尾駅まで10kmあります
イカリソウ
登り返します
13:30 大洞山:536m
コメウツギ
ヤマツツジ
コバノタツナミソウ
葉)エイザンスミレ 花)ノイチゴにアゲハ蝶の幼虫が
新緑が眩しい
カラスアゲハ
ジュウニヒトエ
14:00 中沢山はトラバース、14:10 展望台(右は城山湖)
14:25 西山峠、山下(旧甲州街道)へ降ります
この斜面はニリンソウの群落地で有名です
ヤマブキソウ
ニリンソウの群落地を降りて
14:55 山下
最後のお地蔵さん
アオイスミレ
15:00 蛇塚「稲荷神社」クマガイソウの群落地です
同じ方向に揃って咲いてます
クマガイソウ:ラン科アツモリソウ属
袋状の唇弁を熊谷直実の母衣に例えてこの名がある
15:25 高尾山口方面(甲州街道から)・・・15:45 高尾駅着
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行程:標高差 約20km、6時間50分
8:50 高尾駅 ⇒9:10 金毘羅登山口(偵察) ⇒9:25 高尾山登山口
⇒10:15 十一丁目茶屋 ⇔ 蛇滝 ⇒11:30 大本堂(お札)
⇒11:40・12:00 高尾山・昼食 ⇒13:05 大垂水峠(南高尾山稜)
⇒13:30 大洞山 ⇒14:25 西山峠 ⇒15:00 蛇塚(クマガイソウ)⇒15:45 高尾駅
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>>空海 その14
この時期の空海は、中国文明のなかに身を置き、感心としてはインド文明に引き寄せられている。
「儒教は世俗の作法にすぎない」
中国文明は宇宙の真実や生命の神秘においては無関心であった。
中国文明の重要な部分をなすものが「史伝」であるとすれば、
史伝はあくまでも事実を尊ぶ。
誰が、いつ、どこで、何をしたか。
そのような事実の累積が、いかに綿密で膨大であろうとも、
人生のおける事実など水面に浮かぶ泡よりもはかなく、無意味であろう。
インド人は、それとは別の極にいる。
史伝とか史伝的思考といった時間がない。
「生命とは何か」ということを普遍性の上に立ってのみ考えるがために、
誰という固有名詞の歴史もない。いつという歴史的時間もなかった。
すべて轟々として旋回する旋回する抽象的思考のみであり、その思考によってのみ宇宙をとらえ、
その原理の引き出し、生命をその原理の中で考える。
(容易にインド人を理解するのはむずかしい・・・・・)
【空海の風景四:司馬史観といわれる中国・インド文明の解釈】