2月に降った二度の大雪、我々登山隊の行動に影響が出ている。
積雪のため、歩行が困難になることは問題ないが、「雪崩」注意報が出ている。
これはいかんともしがたい。
今回は九鬼山(山梨県)を予定していたが、情報を集めていたら、現地を管轄する「都留市役所」が
”雪崩の心配があるので、入山を控えて”の告知を出していた。
予定を変更し、3月9日(日)岩殿山(m)を歩いてきた。
今日のメンバーは4人、i-ktf。
:岩殿山
9:50 大月駅から見た「岩殿山」です。
:岩殿山、「駅から登山」の典型のような山。
最近ではスカイツリーの高さと同じ標高で売った山、(もちろんこちらが元祖だが)
露出した約150mの高さの岩が印象的だ、この岩(鏡岩)は礫岩でできている。
:登山口
10:00 駅前商店街を抜け、中央線の踏切を渡り、桂川を渡ると登山口だ。
:丸山公園
10:15 丸山公園、百景にも選ばれているが、富士山は”お化粧中”だった。
正面奥が御正体山、その右側に見える(心眼)のが富士山です。
:スカイツリーとの比較
:中央道
東側の景観、中央道猿橋方面です。
:岩殿山
葛籠折りの階段を登って行きます。
:分岐
10:30 稚児落とし分岐
:山頂
10:40 あっさり、もう、え・・・岩殿山頂。
山頂には雪が残っていた、雪のないところは「ヌカルミ」だ。
:北側
南側の眺望、中央に菊花山、その奥の高いピークが九鬼山、さらにその奥は道志の山並み。
いずれも北側斜面になるので、雪が多く残っているのがわかる。
:東側
東側:中央に高川山、その右が滝子山、手前が花咲山か。
:南大菩薩
10:50 電波塔のある烽火台からみた南大菩薩の山並み。
:岩殿城蹟
砂利の堆積した礫岩(れきがん)もろそうだ。
:築坂峠への下り
稚児落とし分岐へ戻り、築坂峠へ下る、尾根道には雪がこれだけ残っていた。
:鎧岩へ
築坂峠(鞍部)から鎧岩~兜岩と続く、巻道もあるが誰も歩いていない。
:鎧岩
11:20 鎧岩(約20m)へ、先行した団体(クラツー20名)がここで渋滞を起こしていた。
道を譲ってもらう、ザイルを伸ばし、岩登りの練習も兼ねているようだった。
:九鬼山
中央が九鬼山、左が馬立山(鎧岩からアップで撮った)
:兜岩へのアプローチ
11:30 次は兜岩、取りつきまでがスリリング、右はスッパリ切れ落ちている。
足元も砂利の混ざったもろい礫岩、慎重に・・・。
:兜岩
約10mの登り、この二つの岩は剱岳クラス?
:岩殿山
岩殿山全景、奥の一番高いのが烽火台。
:天神山
11:50~12:20 天神山で昼食、 隊員手料理の御相伴に与る。
:残雪
稚児落とし鞍部への下り、タップリ残っていた。
:稚児落とし
稚児落としです、ここは迫力があります。
岩殿城落城の際、ここまで逃げて身を隠したが、赤子が鳴くと場所が知れるので、
ここから稚児を落とし、自らの身を守ったという話が伝わっている。
オブジェ越しに「稚児落とし」
稚児落としの東側の壁です。
正面が天神山、左に岩殿山が見えます。
12:40 「稚児落とし」のトップへ、『ビビッテ』 覗いてみました。
:新装の標示板
大月市管轄のお馴染みの標示板です、更新されていました。
急登の下り、結構緊張しました。
:お地蔵さま
13:15 浅利の町へ無事下山した。
ここからは県道512号線を歩いて、大月駅へ戻る。
:花咲山登山口
浅利公民館前、花咲山登山口になる。
ここで民家の庭に「福寿草」発見、気を使って撮らしてもらった。
(栽培種かもしれない) クリックすると大きくなります。
:中央高速
中央高速の下を歩き、桂川を「浅利橋」で渡ります。
:富士急電車
:大月駅
13:45 大月駅に、早・・・・い。 14:12の高尾行きで帰途に着いた。
【634mの低山ですが、「意外にも楽しめた」とは 隊員の感想です】
** 遅い春を待っていました。
:雪に守られて
:幹は発熱する
:いくつ芽を出すのか
:シュンラン
:オオイヌノフグリ
***
行程:標高差300m、約7.6km、4時間
9:50 大月駅 ⇒10:00 岩殿公園入口 ⇒10:30 稚児落とし分岐
⇒10:40 岩殿山頂 ⇒11:10 築坂峠 ⇒11:20~11:30 鎧・兜岩
⇒10:50~12:20 天神山・昼食 ⇒12:40 稚児落とし ⇒13:15 浅利集落
⇒13:45 大月駅
twins
mei もうちょっと 今日は hina-bou が背負っています