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・・・🌤  やっと秋山へ  ☀・・・

シダンゴ山

2014年02月16日 | 神奈川県の山

2012年2月1日、シダンゴ山(758m)を歩いてきた。

ダンゴ山めずらしい名前だ。

:石碑と祠

その謎を解く説明が、山頂にある石碑に刻まれていたので紹介する。

:シダンゴ(ウ)は古来「震旦郷」と書く。

震旦とは中国の旧異称(「真丹」「振丹」「至那」「脂那」「支英」等同じ)

一説には6世紀中頃(仏教が日本に渡来した時期)仏教を寄(ヤドリギ)の地に、

伝える仙人があり大寺の地、この山上に移住し、仏教を宣楊したという。

当時箱根の明神岳、丹沢の塔ケ岳にも同様の仙人がおり、盛んに往来した形跡があるという。

この仙人をシダンゴと呼んだことから山名が起こったとも言われる。(一部付記した)

伝聞で判断するしかないが・・・。

横浜⇒(相鉄)海老名 ⇒(小田急)新松田 ⇒(神奈中バス)と乗り継ぎ寄バス停に。

天気予報は「曇り後晴れ」だが、突風が吹くと報じていた。

:ロウバイ園から

右:シダンゴ山、左:宮地山

10:30 中津川にかかる大寺橋を渡り、住宅地を抜けていく。

道はコンクリートの農道、みかんやお茶畑を見ながら登っていく。

この道が超急登だ、20分で150m登る、いきなり汗をかいた。

10:50 登山口へ、イノシシ?除けの扉を開けて、杉の植林帯を登って行く。

:アセビの植林帯

11:30 アセビ(馬酔木)の道を登り山頂へ。

アセビを植林した山を初めて見た。 メリットは

鹿の食害がないの。

②背丈が低いので眺望も確保される。

:アセビ(馬酔木)

開花時期は3月中旬から4月中旬、壺型の花をいっぱい咲かせる。

枝葉に有毒成分があり馬が食べると、酔って足がなえることから「足廢(あしじひ)」と呼ばれ

変化して「あしび」・「あせび」となった。漢字の馬酔木もその由来による。

:山頂

山頂は風が強い、風を避けるためアセビの中で休んでいるようだ。

眺望はいいが、富士山は雲に隠れてお休みだ。

:蛭ケ岳?

丹沢山塊の山並み

:where?

風で体が冷える、期待の富士山も見えないので宮地山へ下山する。

:春の息吹

12:05 杉林、雑木林を経て宮路山へ、ここで昼食。

予定ではここから「田代向」バス停へ下るつもりだったが、松田のロウバイ園へ寄ることに。

:越冬した「柿」です

12:50 霜解けの斜面を下り、大寺橋へ。

そのまま 13:00~13:50 ロウバイ園に  直行した。

:ロウバイ(蝋梅) 

”蝋細工”のような梅に似た花から命名されたらしい。 

お正月頃から咲きだし、花の少ない季節に咲くので貴重。 

よく見られるロウバイは「素心蝋梅(そしんろうばい)」花の外側だけでなく内側も 

 黄色いのが特徴。普通の蝋梅は内側がちょっと赤っぽい。

葉は、普通花が咲く前に落葉するが、開花時にまだ残っていて徐々に落葉する場合もあるようだ。 

花のあとできる実はユニークな形をしている。 

(メッシュの皮でできた蓑虫みたいだ) 

 

:蕾

14:00のバスで帰途に着いた。

***

         行程:標高差476m、約6km、約2時間 

      10:30 寄バス停 ⇒10:50 登山口 ⇒11:30 シダンゴ山頂 

       ⇒12:05~12:20 宮路山・昼食 ⇒12:50 大寺橋 

       ⇒13:00~13:50 松田ロウバイ園 ⇒14:00 寄バス停

   twins 

BABA が教えました、”ヒトーツ”

 

 

 

 


九鬼山(970m)

2014年02月16日 | 山梨県の山

2012年2月5日雪の中、九鬼山を歩いてきた。

 秀麗富嶽十二景の一つ、山梨リニア実験線がその山中を貫く山としても

よく取り上げられる、九鬼山。 

 富士急行禾生駅から登り、JR猿橋駅へ降りた。

9:15 壬生駅に天候は晴れ、駅前から国道に出て、東へ、朝日橋を渡り、レトロな水道橋の下を歩く。

国道の温度表示は1℃だった。

:愛宕神社

9:35 登山口である愛宕神社に。

:まゆ

日陰になる登山道は雪が残っているが、アイゼンは着けずに歩く。

忠実に”トレース”を踏み登って行く。

杉林が落葉樹の変わる頃、斜面も東側に、陽が差している。

雪も融けて”ない”太陽の力は偉大だ。

:(中央)滝子山、右側は大菩薩連嶺の南端の山並み

:手前高川山(976m=秀麗富嶽十二景)、左奥は本社ケ丸、清八山

:御正体山(1682m)の奥に富士山

10:30 「天狗岩」の分岐へ、「天狗岩」に足を伸ばす。

西側に開けた天狗岩、眺望は抜群だった。

:九鬼山頂

10:50~11:10 富士見台(杉山新道=急登)を経て山頂へ。

雪の積もった山頂、誰もいない。

(淋しく)昼食を食べて、下りに備えアイゼンを着ける。

:東側の眺望

富士山は杉林が邪魔してみえないが、北から東側にかけて眺望がある。

:山頂表示

【馬立山 ⇒厄王山経由猿橋駅(3時間30分)】が今日のコース。

まずは、雪の積もったガレ場、慎重に下る。

:ヤセ尾根の下り

ガレ場が終わると岩の続くヤセ尾根だ。

トラロープが張られている、1000mにも満たない低山だが、危険な場所はある。

ヤセ尾根を下ると分岐に、昭文社の地図には載っていない。

落ちた看板に 【札金峠→猿橋駅】 とあるから右に降りた。

沢を下り林道まで降りて”間違い”に気が付いた。

標高差200mを登り返し、分岐に戻る、と看板は正しい方向に直されていた。

(1時間のロスで大汗をかいた)

善意なのかイタズラなのか不明だが困ったものだ。

:九鬼山

13:00 札金峠、13:30 雪のない急登を”喘ぎながら”登り馬立山(797m)に。

さらに一度下り、大きな岩を南側にトラバースし 14:15 御前山(730m)へ。

御前山大きな岩、南側はスッパリきれている、雪がないのが幸いした。

:縦走路

正面のピークが九鬼山(御前山からみた縦走路)

御前山から猿橋駅までは下り、アイゼンを履いて歩くことは足に負荷がかかる。

舗装道路に出たところで、アイゼンを外したが、足がつって容易に外せなかった。

15:15 猿橋駅南口へ、15:25快速で帰途に着いた。

***

             行程:標高差555m、約10km、歩行5.5時間 

        9:15 富士急行禾生駅 ⇒9:35 愛宕神社登山口 ⇒10:30~10:45 天狗岩往復

         ⇒10:45 富士見台 ⇒10:50~11:20 九鬼山頂・昼食 ⇒13:00 札金峠(含む60分ロス)

         ⇒13:30 馬立山 ⇒14:15 御前山 ⇒15:15 猿橋駅南口 ⇒15:25 快速で帰途 

 

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