聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話 100

□聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
　Part100 星の下に

天馬は、今一度流星拳をオデッセウスに放ちますが、
その拳撃は、オデッセウスを捉えることなく、逆に天馬に返ってきます。
オデッセウスは、自分の死後、水鏡が行った一端を見ます。

ある時、オデッセウスは、毒を呷り、
アスクレピオスの復活を防ごうとするのですが、
アスクレピオスには、アテナのことを託せる人物ができると、
オデッセウスが自死するだろうと看破していたようです。
そして、オデッセウスが死のうとも、彼の遺伝子が僅かでもあれば、
アスクレピオスは、オデッセウスの肉体と共に甦るんだそうです。
そう言い残し、アスクレピオスは、オデッセウスと共に眠りに就きます。

オデッセウスは、水鏡に、もしも自分が復活することがあれば、
それは、私ではなく、地上を侵そうとするアスクレピオスだと告げます。

そして数年後──
水鏡たちの計画が本格的に始動します。
水鏡は、フィランツォに赴き、ハーデス軍の勧誘を受けることに。

アテナが間もなく未来からやって来る。
敵が望むのならば、アテナの首を躊躇わず獲りに行くのだ。
そうすれば、敵はお前を完全に信用し、冥王の近くまで行けるだろう。
その時こそ、冥王を討つのだ。

フィレンツォを訪れて直ぐ、水鏡に冥闘士の接触がありました。
弟の水清が亡くなるも、何もしてくれないアテナに愛想を尽かし、
水鏡が聖域を出奔したというのが冥闘士側が得た情報のようです。
ガーゴイルは、褒美を餌に水鏡を勧誘しますが、水鏡は、断ります。

水鏡は、冥闘士の接触があり、時期が迫ったことを知り、
天馬の特訓の総仕上げを行います。
1秒間に100発の音速を越える拳撃をと、天馬を猛特訓します。
そして、天馬座の星座の下、大切な何かを守るために、
この世に生まれてきたことを忘れるでないぞと、天馬に語ります。

戻りまして。
オデッセウスは、天馬に、お前の大切なものとは何かと問います。
天馬は、友、サーシャとアローンを守るために強くなったと答えます。
オデッセウスは、天馬を愚か者と断じ、地上の正義とアテナを守るため、
聖闘士は、聖衣を着るのだと語ります。
天馬は、アテナの首を獲りに来たヤツの台詞かと流星拳を放ちます。
が、これまでと同じく、総ての拳撃は、天馬に返って来ます。
天馬は、亡き水鏡に答えを求めますが……。