コキュートスの記憶

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聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング 第5話

2021年05月25日 | 星矢
□聖闘士星矢 冥王異伝ダークウィング
 第5話 射手座の流星



惣次郎は、アイオロスに電話を入れた後、
翔一郎の煎れたコーヒーを飲みながらアイオロスのことを話します。
アイオロスは、惣次郎が留学先でお世話になった先生のようです。

8年程前、ギリシア聖域──
8歳の惣次郎は、聖闘士の資質を見出され、アイオロスに師事します。
惣次郎の、兄とカトレアを守るという強い想いから来る小宇宙は、
アイオロスをして、成長すれば、黄金聖闘士にも届くだろう、と。
幾人かの候補生と共に修業を経て、双子座の黄金聖闘士となります。
ふと、惣次郎がケータイを見ると、アイオロスの表示が消えて行きます。
惣次郎は、アイオロスの身に何かあったのではないかと不安を感じます。

同刻、アイオロスは、山羊座の黄金聖闘士の襲撃を受けていました。
山羊座の黄金聖闘士は、昏い目をした1年E組の九頭龍詠斗でした。
彼は、「あの方」の言っていた通り、記憶の混在化というものか?
ならば、この場で処刑するしかないと、聖剣エクスカリバーを放ちます。

聖剣を受けたアイオロスは、この技は、シュラの聖剣と口にします。
その名を口にしながらも、アイオロスは、シュラを知らないようです。
アイオロスは、応戦するべく、射手座の黄金聖衣を喚ぶのですが、
彼の声に聖衣は応えず、詠斗は、「あの方」の言う通りだと独り言ち、
どんなに世界が変わり、どんなに新たな生命を受け、
どんな時空に存在しようと、その宿命は、神話が始まる前に、
命を落とすことのようだな!!と、詠斗が言い終えるか終えないかの間に、
アイオロスは、本編でのアテナを光政に託し、亡くなる場面を目にし、
零れ落ちる水のように、この世界から消滅してしまいます。
また、詠斗は、翔一郎に対し、並々ならない敵愾心を抱いている様子。

惣次郎は、明日のアテナを守る予定を組もうといたしますが、
テセウスと……、アイオロスの存在が既に認識されていないようです。
惣次郎は、夜空に流れ星を見て、アイオロスの言葉を思い出しますが、
誰に聞いた言葉かは思い出せず、何故だか哀しみを覚えます……。
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