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コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

第216話 星の涙(3)

2025年03月21日 | サンダーボルト
□機動戦士ガンダム サンダーボルト
 第216話 星の涙(3)



独房を脱出したビアンカ少尉は、イオ少尉の対応に追われる僧兵たちを
横目に躱しながら、繋留されているアトラスの元に向かいます。
ビアンカ少尉は、脱出の際に失った左腕を止血し、アトラスを起動。

ビグ・ザムに侵入したイオ少尉は、守りの堅い区画を目指しますが、
時折、ダリル少尉が交感を介し、イオ少尉の居場所を僧兵たちに伝搬。
イオ少尉も、その交感を感じ取っているようでした。
イオ少尉は、後方からも僧兵が迫り、別の通路を探そうとします。
瞬間、イオ少尉の前方を、量産型ビグ・ザムの砲撃が貫通します。
イオ少尉は、この攻撃は、偶然ではなく、アナハイム社にもNTを使った
兵器があり、ダリル少尉の思念を聴き取ったのではないかと考えます。

量産型ビグ・ザムの砲撃を挟み、向こう側の通路から曲が聞こえます。
イオ少尉は、ダリル少尉が聴いている曲が、思念に乗り、流れていると。
最後のチークタイムだと覚悟を決め、その誘いに乗ります。

その間も量産型ビグ・ザムの砲撃は、ビグ・ザムを破壊して行きます。
左側の核パルス・エンジンに甚大な被害を受け、左側のエンジンを排除。
その影響により、ソーラ・レイの発射角度にも若干のずれが生じ、
また、南洋宗のMS部隊では、量産型ビグ・ザムに取り付くこともできず。
カーラ教授は、MS部隊を退かせ、ソーラ・レイの発射を決断します。

イオ少尉は、通路の奥から聞こえてくる曲を頼りに、歩を進めます。
イオ少尉は、拳銃を構え、待ち構えていたダリル少尉と出会します。
同じ頃、カーラ教授の決意によるソーラ・レイが発射されます。
それが合図のように、ふたりは、言葉もなく、互いに銃を撃ち合います。
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第215話 星の涙(2)

2025年03月15日 | サンダーボルト
□機動戦士ガンダム サンダーボルト
 第215話 星の涙(2)



ダリル少尉は、旧ザクのヒート・ホークを振り翳し、イオ少尉を狙い、
一気に振り下ろしますが、その斬撃は、イオ少尉を捉えることなく。
ダリル少尉の怒りに任せた戦斧は、ビグ・ザムの装甲から抜けなくなり、
外した勢いで、ダリル少尉の旧ザクは、後方に転がってしまいます。
カーラ教授は、この光景を見て、ダリル少尉がまだ守ってくれるの?と。
そして、彼に対し、ホント馬鹿と、愛しさにも落胆にも見える表情を。

旧ザクの制御を取り戻したダリル少尉の様子に、イオ少尉は、嗤います。
サイコ・ザクがなきゃ、テメェなんざ、その程度だ!とか。
戦争ジャンキーがカルトに落ち、脳汁垂れ流しながら踊ってただけとか。
そして、腰の拳銃を引き抜き、ダリル少尉に向け、発砲しますが、
銃弾は、旧ザクの左手に阻まれ、命中することはありませんでした。
ダリル少尉は、イオ少尉の侵入を、交感により、宗徒たちに伝心すると、
ビグ・ザムの装甲にある銃座が、イオ少尉に向けられて行きます。
機銃の掃射は、ビグ・ザムの放熱板の基部に阻まれ、イオ少尉は無事。
イオ少尉は、そのままダリル少尉の旧ザクが出て来た、搬出口に潜入。
行き掛けの駄賃として、僧兵を銃撃し、短機関銃を奪い取ります。
イオ少尉は、僧兵の守りが堅い通路がコックピットに続いているとし、
先を急ぎます。ダリル少尉は、イオ少尉を追い、ビグ・ザム内へ。

宗徒たちは、侵入者の存在を知り、総動員で、イオ少尉を迎撃します。
ビアンカ少尉が捕らえられていた独房も被害を受け、扉が半壊し、
彼女は、空気がある内に脱出しなければと、ドミトリーの手榴弾を、
メットの内側にセットし、手錠を床に繋いでいるフックを破壊します。
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第214話 星の涙(1)

2025年02月21日 | サンダーボルト
□機動戦士ガンダム サンダーボルト
 第214話 星の涙(1)



イオ少尉とリリーは、機外に出て、核ミサイルの状態を確認します。
ビアンカ少尉が捕まっていますが、イオ少尉は、イーストの約束である
「怪物の母」を殺るなら、今しかねえと、カーラ教授を標的にします。

旧ザクのダリル少尉は、制御のままならない機体で、ビグ・ザムの外へ。
コックピットのカーラ教授を気に掛けていると、間近に砲撃があり、
ダリル少尉は、5機の量産型ビグ・ザムの存在を感じ取ります。

カーラ教授は、量産型ビグ・ザムを討つため、宗徒の反対を押し切り、
核パルス・エンジンを制御し、ソーラ・レイの射角を動かします。

ウェリントン卿たちは、カーラ教授が攻撃目標を変えたことを察知し、
一部の者は、我々の切り札が失われるのではないかと危惧します。
ウェリントン卿は、発射までに敵の中枢を破壊すればいいとし、
量産型ビグ・ザムを制御するランバートに、攻撃の手を休めるなと。
その攻撃は、ソーラ・レイの先端側の砲身を撃ち貫き、カーラ教授は、
量産型ビグ・ザムに応戦しようとしますが、ダリル少尉は、今撃てば、
アナハイムを攻撃できないとする交感を受け、一瞬、躊躇します。
その隙を衝き、イオ少尉が歩兵用のバズーカで、コックピットを攻撃。
が、バズーカの攻撃は、ダリル少尉の旧ザクが身を呈して防ぎ切ります。
旧ザクは、頭部が破壊され、コックピットハッチも吹き飛ばされます。
そこで、イオ少尉とダリル少尉は、互いに宿敵との対面を果たします。
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第213話 ラストシューティング(8)

2025年02月14日 | サンダーボルト
□機動戦士ガンダム サンダーボルト
 第213話 ラストシューティング(8)



ソーラ・レイから宇宙に吸い出された、イオ少尉たちのジオングヘッドは、
電気系統や生命維持装置は無事でしたが、推進剤が切れ、デブリ中を漂流。
落雷は、頭部の角が避雷針になり、イオ少尉たちは、運良く助かります。
イオ少尉は、昏倒しているリリーとカリストを叩き起こします。
彼らは、ソーラ・レイの壁面に大穴を開けたのが、アナハイム社だと推測。
イオ少尉は、端から使ってりゃ、南洋同盟ももっと早く止められたとし、
ウェリントン卿に対し、あの…糞爺ィめ!!と、悪態を付きます。
そこへ、レールガンは、ビグ・ザムをも損傷させ、破片が四散します。
破片の中には、ソーラ・レイのコアもあり、ジオングの近辺で爆発します。
その余波で、ジオングは、ビグ・ザムの方へと吹き飛ばされてしまい、
ビグ・ザムの左放熱板に勢い良く叩き付けられ、曲面に沿い、滑走します。
角が放熱板の表面を引き裂き、速度が落ち、ギリギリの所で停止します。
この間、カリストは、ビアンカの存在を感じ取り、眼前に突き刺さっている
核ミサイルを指し、アレの起爆方法も判ると、リリーが代わって伝えます。

半壊したダリル少尉のガンダムは、這々の体でビグ・ザムに帰還します。
ダリル少尉は、四肢の義肢を装着し、拳銃とラジオを手に、機体を降り、
ドミトリーたちの亡骸を一瞥し、整備を終え、残されていた旧ザクに搭乗。
コクピットのダリル少尉は、虚ろな眼で、涙を止めどなく流していました。
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第212話 ラストシューティング(7)

2025年01月24日 | サンダーボルト
□機動戦士ガンダム サンダーボルト
 第212話 ラストシューティング(7)



ウェリントン卿は、周囲の棒状の装置に、攻撃命令を出します。
アナハイム社の量産型ビグ・ザムは、ソーラ・レイのコアを狙撃します。
ドン律師は、ソーラ・レイの発射権限を、管制塔からカーラ教授に移譲。
僧正の悲願を必ず……と遺し、管制塔は、爆発に包まれます。
カーラ教授は、攻撃の指示を出し、量産型ビグ・ザムを攻撃させます。
多数の火砲が掃射され、さらに、カーラ教授は、主砲を発射しますが、
量産型ビグ・ザムは、Iフィールドを起動させ、攻撃を無効化します。
南洋同盟のMS部隊は、敵機のIフィールド・ジェネレータを狙います。

量産型ビグ・ザムからは、無人のジム・コマンド部隊が出撃します。
そして、各量産型ビグ・ザムは、ソーラ・レイの砲身を攻撃します。
その余波で、イオ少尉たちのジオングヘッドが宇宙へと吸い出されます。
ジオングは、モノアイを点灯させ、機能していることを感じさせます。
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