フロリダまでの出張を当日に控えた週末の午後、空を見上げると良い感じの雲が出ていた。薄い雲ながら何層にもなっており、かといって天気は荒れているというわけじゃない。まさに突き抜けて遊んでくれと言わんばかりの雲。飛ぶしか無いと思った。
この辺りの空域に慣れたパイロットの中には、低い雲が比較的少ないサンタモニカ空港(Santa Monica Airport / SMO)の東側に向かったRwy3からSpecial VFRで離陸していく者もいた。こういう日はIFR Trafficが増えるので、長い離陸待ちを避けるならそれも一つの手だろう。こちらは雲に入りたくて飛ぶのだから、離陸待ちしてでもRwy21から海に向かって離陸するつもりだ。目的地は近場のフラトン空港。
Grumman AA1に乗り込み、いつものようにエンジンは一発始動、そしてRun upまでタクシーしていった。すぐにTower Enroute IFR Clearance to Fullerton Airport / FULをリクエスト、いつものClearanceが下りた:
Cleared to FUL, fly runway heading, upon LAX 315 radial turn right heading 250, Radar vector to SMO VOR, SMO 125 radial, V64, SLI VOR, Direct, 3000/4000ft 5min after departure, Departure Frequency 125.2, SQxxxx
10分くらいの待機で離陸させてもらった。海岸線には600-900ftくらいの所にマリンレイヤーの雲ががあり、その雲の上に出てからの景色は凄く奇麗だった。Enrouteの3000-4000ftは雲と雲に挟まれた空間となっていて、西に沈んで行く太陽が雲全体をピンク色に照らしている。笑みがこぼれる瞬間だ。
徐々に高度を上げ、SMO VORに戻ったあたりで4000ftまで上昇していた。そしてSMO 125 Radialで飛行を開始したが、ロングビーチ空港から離陸する機体が何機もいるのでheading 170で飛んでくれ!とSocalから急かされた。こちらはクリアランス通りに飛んでいるだけだが、結局いつも海岸線をレーダーベクターされる飛ばされ方になった。この内陸向きに飛ぶSMO125というTower Enroute Clearanceのデフォルトルートは現実味がないと思う。
いつものようにTOAの南側をなめるように飛行し、SLI VOR 020 Final Approach Courseをインターセプトした。VOR-A approachが始まり、順調にステップダウンで高度を落とす。この日のCircle South Rwy24とのこと。着陸はまあまあだったが、なんとなく冴えない。Transient parkingに駐機し、少しの休憩で離陸となった。
休憩を終え、燃料の安いコロナ空港(Corona Airport / AJO)まで向かうことにした。コロナ空港までは3000ftくらいで雲の下を飛ぶVFR flight。そしてOntario International Airportの Class C Airspace を避けるように2800ft以下に降下。コロナ空港にはこちらがパターンに入る時に1機ムーニーが出ていっただけ、比較的空いている。すぐにベースターン、ファイナルターンとしてRwy25に入ったが、なかなかのGust、機体がかなり揺れる。海岸線と内陸でこれだけ天気が違うとは!と少し驚き。着陸はぱっとしない。
コロナ空港では当然ながら安いガソリンをギリギリまで満タンとした。この時にセスナ182が1機下りて来たが、やはり彼もふらふらしており、Gustに悩まされているようだった。だた、そのセスナ182より、自分の着陸の方がいけてなかった。
ガスを満タンとし、コロナ空港Rwy25から離陸、そのまま西を目指した。エルモンテ空港より少し東側を目指すコース取り、3000ftでLAXのClass B Airspaceの下を飛ぶ。そしてエルモンテ空港のClass Dの上を飛び越え、そこから徐々に2500ftまで降下した。2300rpmから2400rpmでの飛行、それでも油温は振り切る勢い。この機体の弱点だ。
Hollywood Singの横でSMOを呼び、そのままStraight inとなった。後ろからGulfstreamが来ており、最終的にこちらは360させられ、Gulfstreamに抜かれてしまった。気を取り直してRwy21に着陸したが、やはり満足にはほど遠い着陸。高さの感覚が1ftくらいの誤差で狂っていて、それを操縦で微調整している感じだ。色々考え込んでしまったが、綺麗な雲海を見れたのでよしとした。
ランキングアップに御協力を。
この辺りの空域に慣れたパイロットの中には、低い雲が比較的少ないサンタモニカ空港(Santa Monica Airport / SMO)の東側に向かったRwy3からSpecial VFRで離陸していく者もいた。こういう日はIFR Trafficが増えるので、長い離陸待ちを避けるならそれも一つの手だろう。こちらは雲に入りたくて飛ぶのだから、離陸待ちしてでもRwy21から海に向かって離陸するつもりだ。目的地は近場のフラトン空港。
Grumman AA1に乗り込み、いつものようにエンジンは一発始動、そしてRun upまでタクシーしていった。すぐにTower Enroute IFR Clearance to Fullerton Airport / FULをリクエスト、いつものClearanceが下りた:
Cleared to FUL, fly runway heading, upon LAX 315 radial turn right heading 250, Radar vector to SMO VOR, SMO 125 radial, V64, SLI VOR, Direct, 3000/4000ft 5min after departure, Departure Frequency 125.2, SQxxxx
10分くらいの待機で離陸させてもらった。海岸線には600-900ftくらいの所にマリンレイヤーの雲ががあり、その雲の上に出てからの景色は凄く奇麗だった。Enrouteの3000-4000ftは雲と雲に挟まれた空間となっていて、西に沈んで行く太陽が雲全体をピンク色に照らしている。笑みがこぼれる瞬間だ。
徐々に高度を上げ、SMO VORに戻ったあたりで4000ftまで上昇していた。そしてSMO 125 Radialで飛行を開始したが、ロングビーチ空港から離陸する機体が何機もいるのでheading 170で飛んでくれ!とSocalから急かされた。こちらはクリアランス通りに飛んでいるだけだが、結局いつも海岸線をレーダーベクターされる飛ばされ方になった。この内陸向きに飛ぶSMO125というTower Enroute Clearanceのデフォルトルートは現実味がないと思う。
いつものようにTOAの南側をなめるように飛行し、SLI VOR 020 Final Approach Courseをインターセプトした。VOR-A approachが始まり、順調にステップダウンで高度を落とす。この日のCircle South Rwy24とのこと。着陸はまあまあだったが、なんとなく冴えない。Transient parkingに駐機し、少しの休憩で離陸となった。
休憩を終え、燃料の安いコロナ空港(Corona Airport / AJO)まで向かうことにした。コロナ空港までは3000ftくらいで雲の下を飛ぶVFR flight。そしてOntario International Airportの Class C Airspace を避けるように2800ft以下に降下。コロナ空港にはこちらがパターンに入る時に1機ムーニーが出ていっただけ、比較的空いている。すぐにベースターン、ファイナルターンとしてRwy25に入ったが、なかなかのGust、機体がかなり揺れる。海岸線と内陸でこれだけ天気が違うとは!と少し驚き。着陸はぱっとしない。
コロナ空港では当然ながら安いガソリンをギリギリまで満タンとした。この時にセスナ182が1機下りて来たが、やはり彼もふらふらしており、Gustに悩まされているようだった。だた、そのセスナ182より、自分の着陸の方がいけてなかった。
ガスを満タンとし、コロナ空港Rwy25から離陸、そのまま西を目指した。エルモンテ空港より少し東側を目指すコース取り、3000ftでLAXのClass B Airspaceの下を飛ぶ。そしてエルモンテ空港のClass Dの上を飛び越え、そこから徐々に2500ftまで降下した。2300rpmから2400rpmでの飛行、それでも油温は振り切る勢い。この機体の弱点だ。
Hollywood Singの横でSMOを呼び、そのままStraight inとなった。後ろからGulfstreamが来ており、最終的にこちらは360させられ、Gulfstreamに抜かれてしまった。気を取り直してRwy21に着陸したが、やはり満足にはほど遠い着陸。高さの感覚が1ftくらいの誤差で狂っていて、それを操縦で微調整している感じだ。色々考え込んでしまったが、綺麗な雲海を見れたのでよしとした。
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僕も、空や飛行機は興味があります。
空を飛ぶのは最高に気持ちがいいですよ。特に雲の上に突き抜ける感覚は最高です。