LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

愛機のエンジンカウルを外してオイルチェックなど行う

2009-06-14 | 航空関連エッセイ
購入してから1ヶ月くらいになるGrummanだが、海外出張を間にはさみ、実質的には3週間弱。3回の週末で飛行時間はHobbsで7時間くらいしか飛んでいない。まだまだこの機体の特性をつかむには時間がかかるが、スイッチ配置を含めたシステムにはかなり慣れてきた。それと当時に、色々と気になる箇所も出てきていて、まずは外せるところは外し、軽く手直しできるところは手直しして、この機体にさらに慣れていくことにした。

休日土曜日の朝、生憎の曇り空の中、サンタモニカ空港(Santa Monica Airport / SMO)に向かった。さっそくエンジンカウルを外し、エンジンを観察。エンジンオイルを交換してから10時間くらいになるが、少しずつエンジンオイルに汚れが付き始めた。オイルの減り方も4、5時間で1クオーツくらいのようだ。エンジンの外表やエンジンカウルの内面を拭き掃除し、オイル漏れ箇所などを探す。ひどいオイル漏れはないが、かるいにじみはあるようだ。本当は機体全体を掃除したかったが、この日は断念した。

つづいて機内の清掃と軽い修繕。機長席操縦桿の左側の塗装が剥げており、なおかつ操縦桿自体が細いのが気になっていた。ここはテニスラケットの修繕キットを購入して握り心地がしっくり来るように変更した。あと、GPSの装着位置も気に入らなかったので、スポーツ用品点で購入したラバーグリップを加工し、一番見易い位置にGPSを配置した。これだけでグンと飛び易くなった感じがした。

他にもやりたいことはあったが、とりあえずこの日はこの程度にとどめておいた。こうやってだんだんと人の機体が自分の機体になっていくのだなと思う。機体を拭き掃除したりしてる時間は飛んでいる時間と同じくらい至福の時間だ。



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