小型機を飛ばして一番楽しいと思う時間帯は夕方。特に夕暮れ直後で空がまだ明るい時に飛ぶのは最高。この”夕暮れ後の空が少し明るい”状態を一言で表す日本語を私は知らないが、英語ではCivil Twilightという表現がある。
この日は夕暮れ間近のTorrance Airportに到着し、いつものようにMooneyを係留しているヒモを解き、プリフライトを終えて夕暮れの空に飛び立つことにした。Torrance Rwy29RからStraight out departure、VFRでもIFRでも最近は全部これだ。そして夕日が沈む海に向かって飛び出し、そして海岸線を旋回してLocal Flightを楽しむべくCorona Airport (AJO)に向かった。いつものようにSeal Beach VORからParadise VORまでのVFR Routeを飛び、AJOまでは一直線で行ける。ただ、3500ftの高度だとSanta Ana Airport (SNA)のClass C Airspaceをバーストしてしまう可能性があるので、ディズニーランドをすぎたところから進路を少し北よりに取るか、もしくはAJO手前からClass Cの下に降下を開始する必要がある。この日はGPS Airspace Modeも使いながらClass Cのギリギリを飛ぶようにしたが、慣れ親しんだ空域だからできることで、あまりおすすめじゃないかもしれない。燃料が安いAJOはノンタワーながら混雑している時があり、翼の幅が広いMooneyの様な低翼機は下方視界が悪いので、事前にある程度高度を落としておく必要がある。Traffic Patternに入るべく空港近傍で比較的急峻な降下を行った機体（C172と152）が空中衝突したのは記憶に新しく、気をつけなければならない空港だ。この日のAJOは幸いにも空いており、すぐに燃料を満タンとし、VFRで離陸となった。
この頃、丁度夕焼け時になってきており、紺碧と橙色の対比が織りなす空の色は本当に奇麗。そのまま帰ってはもったいないと思い、AJOからFrench Valleyを抜け、そのままOceansideまで飛ぶことにした。Oceansideの北には米軍施設であるCamp Pendletonが広がっており、ここは飛行禁止空域となっている。GPSと地上目標を確認しながらその空域をさけて飛んだ。Fallbrook Airparkの南東を飛ぶようにし、高度を下げて久々にOceansideに着陸した。そしてすぐに離陸し、海岸線を北上することになった。自分の左側には太平洋に沈む夕日と青から橙色に変化する空が広がる。思わず見入ってしまうような自然が織りなす美しさだが、こういう光景を6500ftの高さから気軽に見れるのはGA Pilotの特権だ。
いつもお世話になっているSocal Approach 127.2からTorrance Airportにハンドオフされ、日が暮れた褐色の空に向かって飛ぶようにTorrance Rwy29Rへストレートインで着陸となった。
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この日は夕暮れ間近のTorrance Airportに到着し、いつものようにMooneyを係留しているヒモを解き、プリフライトを終えて夕暮れの空に飛び立つことにした。Torrance Rwy29RからStraight out departure、VFRでもIFRでも最近は全部これだ。そして夕日が沈む海に向かって飛び出し、そして海岸線を旋回してLocal Flightを楽しむべくCorona Airport (AJO)に向かった。いつものようにSeal Beach VORからParadise VORまでのVFR Routeを飛び、AJOまでは一直線で行ける。ただ、3500ftの高度だとSanta Ana Airport (SNA)のClass C Airspaceをバーストしてしまう可能性があるので、ディズニーランドをすぎたところから進路を少し北よりに取るか、もしくはAJO手前からClass Cの下に降下を開始する必要がある。この日はGPS Airspace Modeも使いながらClass Cのギリギリを飛ぶようにしたが、慣れ親しんだ空域だからできることで、あまりおすすめじゃないかもしれない。燃料が安いAJOはノンタワーながら混雑している時があり、翼の幅が広いMooneyの様な低翼機は下方視界が悪いので、事前にある程度高度を落としておく必要がある。Traffic Patternに入るべく空港近傍で比較的急峻な降下を行った機体（C172と152）が空中衝突したのは記憶に新しく、気をつけなければならない空港だ。この日のAJOは幸いにも空いており、すぐに燃料を満タンとし、VFRで離陸となった。
この頃、丁度夕焼け時になってきており、紺碧と橙色の対比が織りなす空の色は本当に奇麗。そのまま帰ってはもったいないと思い、AJOからFrench Valleyを抜け、そのままOceansideまで飛ぶことにした。Oceansideの北には米軍施設であるCamp Pendletonが広がっており、ここは飛行禁止空域となっている。GPSと地上目標を確認しながらその空域をさけて飛んだ。Fallbrook Airparkの南東を飛ぶようにし、高度を下げて久々にOceansideに着陸した。そしてすぐに離陸し、海岸線を北上することになった。自分の左側には太平洋に沈む夕日と青から橙色に変化する空が広がる。思わず見入ってしまうような自然が織りなす美しさだが、こういう光景を6500ftの高さから気軽に見れるのはGA Pilotの特権だ。
いつもお世話になっているSocal Approach 127.2からTorrance Airportにハンドオフされ、日が暮れた褐色の空に向かって飛ぶようにTorrance Rwy29Rへストレートインで着陸となった。
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今、リトゥンのテストを受けたら怖いですね。
精力的にフライト、楽しく拝見させていただいています（私のＨＰは、飛んでないのでフリーズ中）。
日が沈み、夜のとばりがあたりを覆うまでの間を、”黄昏（たそがれ）時”といいます；夜明け前の薄明かりの時は”かわたれ時”という：http://koyomi.vis.ne.jp/reki_doc/doc_0502.htmを参照）。
薄明かりのなか、街の明かりと景色が幻想的に思え、見るのは大変好きです。しかし、自分で操縦となると、それでなくても下手なのが強調され、楽しむ余裕もなく、あまりやっていません。特に日本の田舎の空港は、自家用機を袖にするのか、管制塔から、昼休みや夜間は訓練禁止等制限が多く、米国の環境がうらやましいです。
また、楽しい話期待しています。
黄昏時とは夕暮れ時と同じかなとぼんやり思っていましたが、陽が沈んでからの薄明かり時のことなですね。黄昏時こそ私が一番空を飛んでいて気持ちのよい時間です。夜と夕暮れの合間にいる錯覚に陥り、コクピットで一人かんどうしています。