LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:カタリナ島付近までローカルフライト

2006-07-19 | Flight Log (機長)
今日はある意味初の単独飛行という感じがする。チェックライドをした空港(L12)からTOAに戻る時にはPilot-In-Command (PIC)となったが、所詮は教官同乗での話し。今日は本当の意味でPICだった気がする。飛行機免許を取得した翌日に帰国してしまったので、13日間飛行機操縦できないでいた。今日7月19日にロスに戻り、その足でTOAへと向かった。機体は407FRというC172Rで、非常に新しい機体。
 TOAの西側にはマリンレイヤーが迫るコンディションだったが、プリフライトをさっさと終えて離陸。念入りにRunupを行い、Rt 270 departureで離陸となった。カタリナ島方向に向かうとマリンレイヤーだらけ。疑似IFRパイロット気分を味わった。ところが、Fuel Flow Gaugeが低い値を示していた。ミクスチャーをいじったりしてみたが変化せず。スロットルの反応から見るとメーター誤作動だと思うが、海の上ということを考慮して空港に戻ることにした。
 Vincent Thomas BridgeからRwy29Rを目視できないほどVisibilityが悪かったが、GPSとHeading Indicatorを使えば容易いもの。7FRはアイドリングが高く、ラウンドアウト後は機体が安定している。風は280at12ということで良好。ほとんどショックのない着陸を決める事ができた。
 VFRパイロットなので雲の上すれすれを飛ぶ事はできないし、雲を突き抜けることもできない。FARに違反しないように1000ft以上高度をとって雲海の上を飛んだが、思い出に残るPICデビューだった。

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