TorranceからIFRでCalifornia Cityまで飛んできた帰り。砂漠の天気は晴れだが、Van Nuys AirportくらいからHazyな天気となり、雲の高さは3万フィート、そして山を越えてSanta Monica AirportからLos Angeles International Airport、Torrance Airportなどは2000ft overcastという雲の高さ。Los Angeles Class B Airspaceを避けながら、そして同時に雲を避けながら飛ぶというのは無理なので、どこかでIFR Flight Planを入れないといけない。1000ftくらいのマリンレイヤーならばShoreline RouteやSpecial Flight Rule Southboundで飛び、Seal Beach VORくらいからTorrance Airport ILS Rwy29Rのクリアランスだけお願いするという手段もあるが、やはりこういう天気ではしっかりIFR Flight Planを入れたほうがいい。
California CityからIFRで飛んでもいいが、山越えのMEAが高いので、延々と無意味な上昇を強いられるのを避け、VFRでVan Nuysまで飛び、そこからTower Enroute IFR Clearanceを取ってTorrance Airportに帰るといういつもの計画にした。Califronia City Rwy24を離陸して8500まで上昇、そこからJosua Approachを呼んでVFR Flight FollowingをしながらVan Nuys Airportへ。かなりHazyで、6マイル Hazeではなかなか空港が確認できない。GPSとVNY ILS使って空港を探し、4-5マイルくらいのファイナルに来て空港を確認できた。最終的にVNY Rwy16Rに下りたが、実際の数字よりも天気は悪く、安心して飛べるVFRの天気ギリギリという感じだった。
すぐにRwy16RからタクシーバックしてRwy16R Run up areaからクリアランスを呼んだ。そしてTEC to TOAをリクエスト、もらったクリアランスは以下の通り。
Cleared to TOA, Grendele nine departure - V186 - ADAMM - V394 - SLI - Direct, 4000/5000ft 5min, 134.6Hz, 4662!
このコースは以前も飛んだことがあるのでコースはある程度頭に入っているが、VORが2個ないと厳しいintersectionだらけのルート。Rwy16Rを横断して16Lから離陸、そのまま指示されたdepartureで淡々と飛行を続ける。すぐにレーダーベクターされ、VNY VOR095 radiaに乗った。そこからは5000ftで飛行。雲のトップは3500ー4000ftくらい。途中で4000ftまで降下となったが、雲のすぐ上を飛ぶ感じで雲にはいれず。そのまま近道気味のルートで最終的にDirect SLIとなった。そこから降下、Torrance ILS Rwy29Rへとレーダーベクター、そしてアプローチ開始。途中半ば強引に雲の中を飛び続けるようなコースを取り、特に問題なく29Rに着陸。
Van NuysからTorranceまでは遠回りさせられながらも30分ちょっとの短いコース。でもTower EnrouteでIFRを飛ぶと機内は忙しく、ちょっとした達成感があり気分がいい。反対にこの技術は錆び付くのも早く、最低月に1回くらいはIFRで飛ぶようにしたいと思う。
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ブログを覗かせて頂きました。
私たち夫婦もオーストラリアで飛んでいます。
セスナ172を購入予定です。
この間、私は初めてパッセンジャーとして乗りました。とても魅力的な乗り物ですね。