LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:愛機グラマン復活、サンタモニカに帰還。

2011-02-12 | Flight Log (機長)
ついにグラマンの整備終了。ランディング/タクシーライトをLEDに置換、オイル交換とオイル解析、エンジン整備一式、プラグ掃除、コンプレッションチェック、オイルクーラースクリーンの分解洗浄、メインギアオーバーホールとタイヤも交換。非常にいい感じだ。エンジンに不安があると言って整備した後、最初のフライトがナイトというのもどうかと思うが、信頼できるR氏が整備して試運転した後、これなら大丈夫というなら本当なのだろう。エンジンは一発で始動。そして何よりもLEDを点灯させて感動した。明るい!、照射する範囲が広い、そして明るさが均一。ある意味夜でよかった!と思えるほどだ。

Rwy29R Run up areaへタクシーしていく。この機体のエンジンの調子が良いことが、マグチェックだけでも分る。1800rpmでの回転が2分くらい、2100rpmで1分くらい。問題ない。これなら離陸できる。トーランス空港管制塔を呼び、Right downwindで離陸した。力強い加速、そして上昇。一応小さめのパターンを回って万が一に備える。ただ、70ktで800-1000fpmの上昇をしめし、スムーズに回るエンジンを前に、あまり不安はない。そのまま高度を上げてロサンゼルス国際空港のClass B Airspaceを北に抜ける。2500rpm、100kt IAS、調子は万全だ。

マリーナデルレイ上空からサンタモニカ空港のタワーを呼んだ。ここでは1500ft IAS 100ktを維持。GSは109ktという数字だった。実際は100kt以上出ているだろう。405の手前からショートファイナルでスロットルを絞り、フルフラップで進入。80ktでラウンドアウト、綺麗なラウンドアウトというより、少し上下してしまったが、接地はまあまあ良い感じ。着陸するとすぐにタワーから呼ばれ、taxi to parking via B good nightとのこと。ローカル機扱い、久々に戻ったサンタモニカは優しいなと思った。LEDを点灯させてタクシー。この日の純粋なフライトは0.5時間だったが、満足度は高い。グラマンが完調に戻って駐機スポットに帰ってきた。





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