LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

Cirrus Jetこと、Cirrus Vision SF50がサンタモニカ空港に来ていた

2010-02-09 | 航空関連エッセイ
仕事の帰り、夕暮れ時、ふとサンタモニカ空港に車を走らせた。先日機内に忘れものをしたので、それを取りに自分の駐機スポットに行くためだ。空港のセキュリティーゲートを通過し、駐機スポットに向かう途中、CIRRUS社のトラックとトレーラーが駐車しているのを見かけた。普段はオーナー達が駐車するスポットなので、”こんな所で何をしているのか?”と覗き込むと、なんとCIRRUS VISION SF50、CIRRUSが開発中のパーソナルジェットのキャンペーンをしている車だった。

さっそく空港内を散策してみると、Transient Parkingの所にモックアップモデルを設置し、イベントに備えていた。この日はイベントを行っていないようで、モックアップ機内にも入れないようだった。翌日は用事があるのでイベントには参加できないが、外からCIRRUS VISION SF50の様子を確認した。

Eclipse500やCessna Citation Mustang、Honda Jet、Piper Jetなどの小型ジェットと違い、どのカテゴリーにも属さないような不思議なデザインを持つVISION SF50。シートは7席との情報で、シングルエンジンのジェット(Williams FJ33-4A-19)としては十分な座席数だと思う。最高速は300kt前後になるとのことで、コクピットはGarmin G1000を使用するとのこと。この辺りはCessna Citation MustangやHonda Jetと同じだ。

気になる価格は百五十万ドルから二百万ドルの間になりそうだ。それにしても、この不況の中、こういうプロジェクトが着々と進むアメリカの底力は凄い。経済力もさる事ながら、こういう飛行機の需要がある航空市場の精神に感心する。






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