LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:キャノピーのウェザーストップ修理とフライト

2012-09-14 | Flight Log (機長)

いつものように空港に到着、最初にオイルを1クオーツ足した。それから一通りのプリフライトインスペクションを行った。そしてキャノピーのウェザーストップのゴムがぶらぶらしているのが気になった。夏場になるといつも起こることだが、暑さ故にキャノピーを10cmくらい開けて風を浴びながら飛ぶので、どうしてもウェザストップのゴムが風圧で剥がれてきてしまう。とりあえず接着剤でとめ、キャノピーを閉めてウェザーストップを押さえつけた。ただ、これで今日はキャノピーを開けて飛ぶことができなくなった!。

機体に乗り込んでエンジン始動、とりあえずAmerican Flyersまで給油に向う。16.3ガロン入った。1gal6ドル。この低燃費グラマンだからいいが、セネカを飛ばす時のことを考えるとぞっとする値段だ。そのままタクシーバック、ランナップの後、Rwy21から離陸した。Left downwind departureを選択した。ちょっとマリンレイヤーが出始めていた。1700ftでレベルオフ、気温24度、露点温度18度の天候の中を順調に加速。最初は2500rpmで巡航、しばらくして2400rpmまで出力を絞った。油温は安定。そのまま1700ftでコンプトン空港の横を飛び、トンラーンス空港に向って上昇。最終的にはパロスバーデスを越えて4500ftまで上昇、海上に出てしまった。このパロスバーデスの景色はいつ見ても飽きない。トーランス空港で免許を取った自分にとって、また南カリフォルニアで飛行機遊びをしてきた自分にとって、このパロスバーデス上空は特別な空域。

ここからLAX Special Flight Rule 4500ftで北上することにした。3000−4000ftの気温は低く、きもちよく上昇できた。4500ftまで来てレベルオフ、2500rpmでIAS 90ktくらい。TASで100ktくらいだろう。GSでは105ktくらい出ていた。そのままLAXを越え、マリンレイヤーの上を滑るように降下、パシフィックパリセイズの西2マイルくらいで旋回してサンタモニカ空港管制塔にコンタクト。Rt Traffic Rwy21とのこと。そのままダウンウィンドに入ると、Cleared to landとなった。ところがベースターンした時、離陸許可をもらった機体が空気をよめずにノロノロ離陸。仕方ないのでベースを伸ばしてSターンのようなスペーシングをした。最終的にファイナルにもどり着陸。ここで管制官からthanks for the helpとのこと。anytimeと私。

カリフォルニアの夏も終わりが近づいているが、流石にキャノピーを開けずに飛び続けるのは暑かった。


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