愛機グラマンAA1のAnnual Inspection(日本で言う滞空検査)を行った。お願いした先は付き合いの長いRiter Aviation。この機体の購入前検査から始まり、ずっと整備をお願いしている。
今回はAnnual Inspectionのメニューに加え、バッテリー交換、ブレーキ回りのリフレッシュ、上4個のスパークプラグをFine Wireに変更するようにお願いしていた。下4個のスパークプラグは既にFine Wireに変更済みなので、今回は残り全部をFine Wire化するという計画。
先日、さっそく仕上がった機体を取りに行ってきた。昨年このグラマンを購入してから、きちんを整備をやってきたので、当然ながらあまり問題箇所は無かったようだ。まだオイル解析の結果は出てこないが、それ以外のInspectionの結果は良好。今回は翼内面の防錆加工も行ってくれたとのこと。
機体に乗り込んでみると、コクピットに座って操作系に触れただけで、この機体がきちんと整備されたんだと分る。ブレーキのソリッド感は増し、操作系はすべてスムーズだ。さらにこの機体が安全になった気がする。
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エンジンがドライな雰囲気で、また錆びも少ないと、凄くエンジンは元気そうですね。 今回はCompressionはどうでしたか? オイルとフィルターの交換を頻繁にされていれば。Oil Analysisも怖く無いですけど。まあ、綺麗な外見は、内部も現しますけど。
でも、オイルだけは注意してくださいね。一度、不注意で20時ほどオーバーしたら、50時間後にTopが必要になった経験があります。
オイル交換、オイル解析、コンプレッション測定は25時間(TACH)毎にやっています。外観から察して頂いたように、非常に好調なエンジンです。
エンジンオイルだけは大事にして下さいね。 リングが破壊されると、最低でもTOPが必要です。 でも、それだけオイル交換をしていたら安心ですね。 正直、Oil Analysisが必要なの?と思ってしまいますよ。
ちなみにAA-2にはオイル・フィルターは無いのですか? C-150・152クラスでは無いのが多いけど。
シングルエンジンでIFRを飛ぶという前提で整備をしているので、25時間という数字に至りました。オイル解析は毎回の絶対値とその変化の両方を見るのと、エンジン摩耗による金属片だけでなくエアフィルターやインテークリークから来るシリコン混入なども把握できるので、25次回毎の解析を続けていくつもりでいます。私のグラマンAA1にはオイルフィルターがなく、後付けオイルクーラー兼オイルスクリーンが着いています。冷却降下は弱いですけど。