飛行機遊びをするようになってから、毎年何か新しい事に挑戦してきた。2008年はAirplane Multi-engine Land / Instrument Ratingの免許に挑戦した。Multi-engineの操縦訓練自体にはそれ相応の時間を費やしたが、Multi-engine Instrumentの免許を取得するという事自体は特に困難なものではなかった。Single-engine Land / Instrument Ratingを持っていたので、Multi-engineにInstrument Ratingを付けるのは片発でILSを打てばいいだけだった。ただ、Single engineに比べてMulti-engineでは考える事や操作が増えるなかで、VFRより無線やNavigationで忙しいIFRで飛ぶということは自分を鍛えてくれたと思う。
今年も色々な飛行機仲間に出会えた。特にExperimental Airplaneを自分で組み上げたようなオーナーパイロット達からは学ぶことが多く、彼らと立ち話をしているだけでこちらの知識が増えていく。それから、今年は十年来の先輩の手ほどきで日本のGeneral Aviationを体験できたというもの収穫だった。
飛行機遊びを始めるにあたり当初自分が掲げた目標は、”飛行機をただ単に操縦できるようになるというのではなく、アメリカの空を自由に飛び回れるようになる”ということだった。自分のLog Bookには新しい空港が増え、飛行時間が増え、Actual Instrument時間が増え、Multi-engine時間が増え、Complex / Retractable Gear時間が増え、Ratingも増えていく。一つ一つステップアップしながら自分の世界が広がっていく感じが飛行機遊びの面白いところ。2009年は何に挑戦しようか決めていないが、何か課題を決めて取り組みたいと思う。真剣な趣味だが、あくまでも遊び。急がず焦らず、この恵まれた環境を活かし、じっくりと飛行機（Mooney M20C）と付き合っていきたい。
自分の”飛行機遊び哲学”として、飛行機を仰々しく扱わず、特別視せず、気張らず調子にのらず肩肘張らずに真剣に楽しむというものがある。自分は”飛行機オタク”ではなく、自由に空を飛び回る”飛行機乗り”、そして実践を伴う”飛行機野郎”だ。そこの部分は来年もブレずにいきたい。そうすれば、来年もアメリカや日本での私の空／飛行機の世界が広がり、志や考えを同じくする多くの飛行機乗り、飛行機野郎と出会えると思う。
Happy holidays, happy new year, & have a pleasant flight.
Los Angeles Flight Diary 管理人 SSamuraiT
今年一年間のフライトダイアリー、とても読み応えがありました。 少しずつステップアップされているようでうらやましい限りです。 来年はどんなことに挑戦されるのか、今のうちから楽しみです。 来年も拝見させていただきます。
良いお年を。
こちらのおかげで私も飛ぶことの楽しさを再認識し、とても刺激になりました。来年も楽しみにさせていただきます。
これから本年の飛び収め1泊2日の出稼ぎに出かけてきます！
コメントありがとうございます。航空用語をそのまま載せているこのブログは飛行機を知っている方にしか分ってもらえず、どんな人が読んでくれているのか考えてしまうことがあります。こうしてコメントを頂けると励みになります。来年もこういうペースでフライト日記をつけていきたいと思います。
>DAIJAさん
飛行機を知っている方にしかわかってもらえないブログだと思いますが、飛行機を知っている方には私が感じている”飛ぶ楽しさ”が文章から伝わっているのなら正に本望です。来年もコツコツと記事をアップしていきたいと思います。
本当に、このブログは楽しく拝見させていただいてました。
特に、新しい空港に行くときなどは、CARRERAさんの体験談を参考にさせてもらっておりました。役に立つ情報が多く、さすがっ！ていう感じです。
それでは来年もどうぞよろしくお願いします。
ブログに御訪問頂き、TOAでも声をかけてもらい、今年は色々ありがとうございました。来年は空でご一緒したいですね。