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空の散歩をしにサンタモニカ空港に向った。プリフライトチェック、とりあえずオイルを1クオーツ足した。燃料も少なめなので給油へ。燃料代を見ると、1ガロン当たり6ドルの大台にのっていた。高い。低燃費低性能のグラマンだと痛手じゃないが、大食いのセネカとかを飛ばす時にはガロン6ドルはちょっと痛い。そんな事を考えながら14ガロンほど給油。ちなみにセネカで高速巡航すれば30分で14ガロン消費してしまう。このグラマンなら14galで3時間ちかく飛べる。
給油スポットからSouth-East run upへタクシー。これが丁度いい暖気になる。ランナップの後にRight turn at shore lineで離陸した。離陸直後、機体は左側に流れる。Left turning tendencyというものじゃなく、思いのほか右からの風が強かった。地上ではWind 230 at 7ktとのことだったが、実際はもっと強い右からのクロスウィンドだったと思う。すぐに修正して滑走路端まで到達、そこで左ターンしてゴルフ場の上を飛ぶ。ピッチを下げて海岸線に出て、完全に海上に出てから左ターンした。なんとなく上昇力が悪い。2000ftでレベルオフ、2500rpmくらいで西向きの海岸線沿い巡航開始。IAS92-3kt出ていたが、GS96kt台。海上も波立っており、かなりの向かい風だ。そのまま風を感じながら飛び続け、Point Dumeまでやってきた。ここで180度ターンをし、今度は東向き飛行を開始。体感できる程にグングンの機体の対地速度が伸びていく。そのままサンタモニカ空港に戻ってもよかったが、せっかくなのでLAX越えをしてさらに飛ぶことに。フルスロットルで3500ftまで上昇、サンタモニカ空港の上空を越えて、Squawk1201でLAX Special Flight Ruleを飛ぶ。この時は128.55をモニターするのみ、マナー違反ながらアナウンスなし。のんびり静かに空の散歩を楽しみたかったのがアナウンス無しの理由。そしてホーソン空港とトーランス空港のClass D Airspaceの間に向って降下、コンプトン空港に下りるべくGoodyear Blimpの上空に向っていく。ここでポジションレポートし、コンプトン空港Rwy25L Downwindに入る。そしてフルフラップで着陸。これがしょぼい着陸だった。高さの感じが10ー20cmはずれていた。
コンプトン空港ではランナップエリアに入り、携帯のメッセージやメールをチェック。何も重要な連絡は入ってないので、そのまま離陸。Rwy25Lからdownwind departure、LAX Class B Airspaceの下をくぐって北上する飛び方。ダウンタウン南を通ってFwy10に沿っての西向き飛行。1600ft、2400rpmでのんびり巡航し、空港まで7マイル弱で管制塔を呼んだ。Straight in Rwy21とのこと。ここからは2550rpmまで出力を上げ、ぐんぐんと加速。最終的にRight base entryしてきたKIng Airに続いての着陸となったので、速度調整することなくそのままファイナルに突っ込んでいった。Fwy405を過ぎてから減速、フルフラップ60ktでのラウンドアウト、ほぼshort field landingと言えるようなフレアをかけて気持ち良い着陸ができた。
1.6時間の空の散歩。最近全体的に飛び足りない。