LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:フラトン空港で待ち合わせ

2018-07-02 | Flight Log (機長)

Diamond DA40乗りのAさんんがSocal 入りしていたので、フラトン空港で待ち合わせることに。ちょうど仕事の合間に抜け出すことができた。サンタモニカ空港に到着、愛機ボナンザのプリフライトを行う。最近気になっているのがカバーと機体塗装の擦れの傷。ラダベーターで結構目立つ。今度ポリッシュをかけたい。

エンジン始動、タクシーしてB5ランナップへ。2000ft Fewという雲で、wind variable 4-5kt。なのに、離陸した瞬間に結構な揺れ。この気流の不安定さは読めなかった。Left downwind departure、1600ftくらいでレベルオフ、Fwy10にそって飛ぶが、ガタガタした揺れが続く。高速巡航せず、IAS135-140kt程度、2400rpm/20inchの出力設定にした。ラダベーターの下から後ろが突き上げるような揺れ、V tail 独特 の挙動。

ダウンタウン横を越え、そのままDirect to KFULで飛ぶ。空港11マイル北西でフラトン空港管制塔を呼ぶと、Rwy24 Right Trafficとのこと。しばらくして、turn your downwindと管制官。相当wide downwindだなと思っていたが、これがいいトラフィック捌きだとあとでわかった。1機ストレートイン?と思われるセスナ、そしてもう1機ダウンウィンドにセスナ。こちらがNo3。No2との距離が近かったので、こちらをワイドダウンウィンドにして距離を取っていたのだ。こちらがベースターンを指示された時、No2のセスナもベースターン。無理な減速をしなくても、いい感じの距離だった。センスのいい管制官だ。

サンタモニカは地上が弱風、上空が結構な揺れだったが、フラトンは空港の気流もちょっと不安定なようだ。No2で先行するセスナがゴーアラウンドしていた。こちらはショートファイナルでハーフフラップ。下ろしにくいような風じゃないが、綺麗な接地はし難い。いつもよりちょっと長めの制動距離になった。

Transient Parkingに向かうと、DA40が駐機している。Aさんは到着済み。WingsCafeで昼食歓談。G1000とADS-Bの話しなど、お互いの愛機の話題が中心。話しはつきないが、これからBay AreaまでフライトするAさん。小一時間で退散することに。Rwy24から離陸、Right Xwind departureを選択した。普通に離陸、1800ftで延々と北西に飛ぶ。ダウンタウン横からサンタモニカ管制塔にコンタクト。Straight in Rwy21 Squawk 02xxとなる。先行する機体がlight chop!と管制塔にレポートしていた。こちらはnot light chop, mild turbulenceと返答しておいた。継続的に5kt程度のwindshareもあるし、light chopはないだろう。ギリギリまでフラップを我慢し、ラウンドアウトで風が止んだがフラップを出すには遅い。かなり制動距離が伸びた。

今回はフラトンでの待ち合わせだったが、次回はSan Luis Obispoなどの中間地点で待ち合わせようということになった。自家用機の機動力は素晴らしい。


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