LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:仕事で呼ばれて引き返す

2013-03-06 | Flight Log (機長)

見上げれば綺麗な空、飛ぶしかないと思った。サンタモニカ空港に向う。燃料は満タン、オイルもきっちり6クオーツ。エンジン始動、ランナップエリアで暖気、そしてランナップの後にRwy21にタクシーして離陸待ち。

トラフィクパターンを回るVFRの2機着陸してきており、ちょっと待たされた。そして2機目、Cessna206が下りて来た後すぐにline up and waitと管制官。滑走路センターラインにノーズギアを乗せ、エンジン最大出力で停止、cleared for take offのコールと同時にブレーキリリース。特に風もなく、気持ち良く離陸。そしてアップウィンドから海岸線で右ターン。海上に出てからの旋回は気持ちが良い。ちょうどサンタモニカの桟橋、ビーチが右手に見える。

すると、ここで職場からの呼び出しがかかった。テキストメッセージが入ってきて、ちょっと急用みたいだ。仕方ない、、、引き返すことにした。すぐに管制塔にコンタクトし、Right turn at shore-line departureをキャンセルしてRight downwindに入って着陸したいと伝えた。何か起こったのか?!と思った管制官は、Rwy3 or 21 cleared to landと伝えてきた。Emergencyと勘違いしているようなので、事情を説明して通常のパターンを回って着陸することに。すでにcleared to landが出ていたので、小さいトラフィックパターンを回り、ほぼファイナルを作らない感じでフルフラップランディングした。

グランドコントールでも再度事情を聴かれたので、軽く状況説明しないといけなかった。そのままランナップエリアに戻り、とりあえず職場に電話。結局電話では埒があかず、この日のフライトは中止、駐機場に戻ることになった。

再度離陸するつもりでランナップエリアではエンジンを止めなかった。そのせいでHobbsは0.7時間回った。実際は0.3時間くらいだと思うが、0.4時間の電話時間もフライトとしてログすべきなのだろうか。




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