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陸前高田市 高田松原の一本の松

2011年04月06日 15時56分17秒 | 添乗報告

こんにちは ぬまざわです

昨日よりブログが再開しました。私も震災直後の3月14日より中国へ添乗しておりました。震災により取り消しもありましたが、無事出発、帰国できたことはご参加のお客様のご協力のおかげです。本当にありがとうございました。

さて、今回は・・・
先日私と弊社社長で、岩手県の北上市、陸前高田、大船渡市へ救援物資を届けに行ってきました。準備に2日間をかけ救援物資も用意できる範囲で積めるだけ積み、3月30日の深夜に都内を出発し、翌3月31日に現地に着くことができました。

 
これが一本の松(4月1日撮影)


3月28日、朝日新聞の朝刊で岩手の陸前高田市の高田松原に津波に耐えた奇跡の1本の松の記事が掲載されていました。岩手県陸前高田の「高田松原」は、三大松原、日本百景、国の名勝にも指定されていて、砂浜の東西約2キロにわたって弓なりに約7万本の松が続いていました。江戸時代、今から約350年前に農作物を塩害から守るために植林したそうで、年間100万人もの観光客が訪れたそうです。

 
現在の高田松原(4月1日撮影)

現在は一本の松以外すべて津波に流されてしまいましたが、この松が「復興のシンボル」
となっているそうです。旅行に携わるものとして、この高田松原を何年かかるかわかりませんが、私たちも微力ながら復興に力を尽くして行きたいと考えております。


また、大船渡市では港に程近い大きなホテルを見にいきました。



このホテルはまだ建物が残っていましたがまわりは瓦礫の山でした。
そんな時、二人の子供をつれたお母さんに出会いました。ほとんど人がいなかったので驚き、声をかけてみました。勤めていた会社を見にきたということでした。
私たちがもってきた救援物資がまだ少し残っていたので、もし良かったらと話をしてみましたが、水や食料は避難所でいただけるので大丈夫と。生活用品(子供のものや下着など)があれば・・・と。子供たち2人も元気そうで、笑顔で話してくれたことでそれまでの複雑な気持ちが少し救われました。

ライフラインも一日一日改善されているようで少し安心しました。テレビやインターネットで見ていた情報だけが頼りでしたが、実際に訪れてみて、たとえばガソリンは携行缶も用意していきましたが、宮城県手前までと北上市では普通にガソリンをいれられましたし、当時、東京では水などかなり不足していたと思いますが、

 
陸前高田市から2キロのコンビニで撮影

このとおりでした。(たまたまかもしれません。念のため数件覗いてみましたが、どこもありました。4月1日時点)

今回現地へ行き感じたことは、高田松原の1本の松のようにどんな困難の時でも強く生きて、不屈の精神で頑張っていくことです。できることから一歩一歩、前むきに考え行動していくことが大事だと思います。

お客様、今すぐは無理でも5、6月以降のツアーをぜひご検討下さい。旅の楽しみを少しづつでいいので、思い出して下さい。キャラバンは皆元気でやっています。銀座のオフィスで皆様のお電話お待ちしております。


いつも応援ありがとうございます。これからもワンクリック、宜しくお願いします!

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