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旅のベストシーズン!?

2013年04月05日 12時58分01秒 | つれづれ
皆様こんにちは、本田です。
昨日、今日と良いお天気で銀座周辺も人で賑わっています。
明日、明後日と週末のお天気は荒れ模様だそうですので、あと半日お天気が良いうちにしなければならないことがあれば頑張らないといけないですね。

さて、暖かくなるとどこかへ出かけたくなるのが人の心理...笑

これからの季節、国内、海外ともに「旅のベストシーズン」を迎える場所がたくさんあり、
どこへ行こうか迷ってしまいますよね。

今日はこの「旅のベストシーズン」について少し語らせていただきたいと思います。
例を挙げさせていただくと、私が2月に添乗で訪れたカンボジアの世界遺産・アンコールワット。

ガイドブックを見ると、旅のベストシーズンは乾季の11月~3月となっています。ということは、
旅のベストシーズンはもう終わったということになります。

乾季が旅のベストシーズンとわれるワケは・・・

・乾季は殆ど雨が降らない。
・乾季は一年の中でも気温が低く過ごしやすい。

ですから、乾季には世界中から観光客がカンボジアを訪れ現地は大変混雑しています。

乾季は雨が降らないので遺跡を数多く見るには確かに良いですね。アンコール遺跡は石で出来ていますので雨上がりは滑りやすく、その点でも良いと思います。「気温が低い」については、確かに気温表で見ると雨季よりは乾季のほうが平均気温は低いのですが、最高気温が35℃から30℃になったところで、暑いことには余り変わりません。雨季よりはマシといったところでしょうか。

それでは、雨季は旅に適さないのでしょうか?実はそんなことはありません。

そのワケは・・・

・雨季といっても1日中雨が降っているわけではない。
・乾季よりも観光客が少ない。
・乾季には少ない「○」がある。

雨季の期間で最も気になるのは「雨」ですよね。雨季というと日本の梅雨のイメージと重なり一日中雨が降っているようなイメージを持たれている方もいるかもしれませんが、実際は午後の時間帯に1時間程度の集中した雨(スコール)が降るだけで観光には余り支障がありません。そして雨季の中でもなぜか7月-8月は雨季の中の乾季といわれ降水量がぐっと減ります。

但し、雨季の終わりの9月、10月は一年の中でも最も降水量が多くなり、1日中雨が降ることもあります。

そして一番お伝えしたいことは、雨季には乾季には少ない「○」がある。ということです。

旅のベストシーズンの乾季にアンコール遺跡群を訪れて、遺跡は確かに素晴らしかったけど何かイメージと違ったと思われた方もいるかもしれません。

下の写真をご覧ください。

ガイドブックなどに掲載されているアンコールワット


乾季に訪れて撮影したアンコールワット


おわかりでしょうか?お天気とか写真の上手い下手は別として、雨季に多く乾季に少ないものは「緑」です。

ガイドブックなどの写真は雨季に撮影されたものが多く、写真好きな方達もジャングルが青々している雨季に訪れて撮影されるとききます。

ですから、乾季に訪れると何かが足りない、、、雨が降らないので埃っぽい、、、イメージと違ったと感じてしまうことがあると思います。


こう考えていくと、旅のベストシーズンは目的によって変わってきますよね。

もし、素晴らしいアンコール遺跡群の遺跡を一つでも多く見て回りたいなら、やはり乾季に訪れることがベストだと思います。(個人的には専門家でもない限りたくさん見ても覚えきれず、かえってそれぞれの印象が薄くなってしまうのではないかと思いますけど)

もしイメージ通りのアンコールワットを見たいと思うなら、敢えて雨季に訪れる方が良いのではないでしょうか。もちろん、雨季に訪れるなら見て回る遺跡の数を追求したような忙しいスケジュールではなく、的を絞った余裕のあるスケジュールの旅を選ばれることをおススメします。


このように、ガイドブックなどに出ている旅のベストシーズンはあくまで一般的なベストシーズンであり、何が見たいのか、何がしたいのか等で旅のベストシーズンは変わります。

当たり前のことかもしれませんが、これからの旅の計画に少しでもお役に立てば幸いです。

それでは、またお会いしましょう!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
遺跡を呑む樹 (iina)
2013-05-08 09:07:51
ドリアンは、濃かったですが、お口にあったでしょうか。

アンコール遺跡を飲み込む樹々にもおどろかされます。

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Unknown (HONDA)
2013-05-09 14:41:51
iina様、コメントありがとございます。ドリアンは以前タイで食す機会がありましたが、私はどちらかと言えば苦手です。お好きな方には癖になる味なのでしょうね。

アンコール遺跡の素晴らしさは、あの熱帯雨林特有の樹木が大いに一役買っていると思います。

敢えて雨季に訪れる企画もご用意しておりますので、再び訪れる機会があればよろしくお願いします。

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