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冬の北海道

2014年03月11日 06時12分42秒 | 国内

つい、この間あたらしい年を迎えたと思っていたら、すでに弥生も半ば。
一月行く、二月逃げる、三月去る・・・とは言いえて妙。年々その感覚を痛切に感じております
さらにこのところは大雪をともなう真冬日になったかと思うと、4月のような陽気とか、天気も忙しく、どんな天候にも機敏に対応できるよう、五感をとぎすまし、状況にすばやく対応できるよう身体を鍛えておかなければ・とこれまた痛切に感じております。

皆様、お元気でお過ごしですか?写真倶楽部担当の佐々木です。
2月の撮影は北海道道東へと出かけてきました。
今回の冬の道東、メインはなんと言ってもタンチョウヅル。


雪景色の中、存在そのものがすでに凛とした美しさを内包したタンチョウヅルが、
優雅にそして力づよく舞う姿を狙って冬の大地へ。

実際に目にしたタンチョウヅルは、果たして思い描いていた通り。
『タンチョウは雪よりも白い』。
冬の美しさをもタンチョウの存在が体現している感をもつほど。
そして訪れた時期は丁度求愛の時期。タンチョウたちが生きる力をよりみせつけてくれます。
タンチョウたちの美しさや逞しさをバッチリカメラに収めるには集中力と瞬発力と先を読む力がいつも以上に必要で、ちょっとワタクシの腕とカメラではその魅力が十分にお伝えできないのは残念ですが。



見てっ!!ちょっとお邪魔虫・・もといお邪魔ツルがおりますが・





見て見てっ!!




見て見て見てっ!!!!




ジャンプ!高さがありますよっ!!




相手も答えてきますっ!




急に先攻者は冷静に・・・




一声鳴いて




すみませんっ。ピンが甘いですが・・・フィギアダンスのようです




華麗です。




タンチョウヅルの撮影は阿寒タンチョウ観察センターや鶴居村などいくつかのポイントでおこなったのですが、その中でも印象深かったことの一つが伊藤サンクチュアリでのこと。
食べ物の少ない時期、タンチョウの給餌場にはタンチョウ以外にも猛禽類やキタキツネなど他の生き物たちもおこぼれを預かりたいとやってくるのですが、その中には白鳥もいます。白鳥も優雅な鳥ですが、渡りの白鳥は鳥インフルエンザを運んでくる可能性が高く、伊藤サンクチュアリでは野鳥の会の方たちが一生懸命、白鳥を追い払っていらっしゃいました。何度も白い雪原を走って・・・。走って・・・です。重労働です。

タンチョウヅルは一時激減していたのを鶴居村では住民の方がボランティアで給餌を始めて半世紀をかけて数を増やしてきました。
タンチョウヅルを守りたい人々の思いが北の大地には確かにありました。

冬の北海道、続きはまた明日。




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