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房総、春の草花。

2011年04月26日 09時17分49秒 | 添乗報告
内藤です。

私は千葉に住んでいます。通勤には時間がかかります(おそらく社で一番遠い)が、住環境が私向きで気に入っています。

とくに春はわが家の近所でも様々な花が咲き、一年でもっとも華やかな季節です。珍しい花は無いですが、心なごむ草花が多く日本はいいなぁと毎年再認識する次第です。

という訳で、今回は房総の春に咲く花を紹介いたします。

その前に、房総の自然を語る上で欠かせない谷津(やつ)のことを。習志野市には谷津という地名もありますが、谷津では稲作によって里山の原風景と言えるその自然が受け継がれてきました。

谷津の自然で重要な点は、谷津の景観を維持していくためには人の関わりが不可欠ということです。谷津は丘陵の浸食でできたなだらかな谷のような地形で、谷の底が水田になっているのが一般的です。谷津に広がる水田、水田を潤すのは周囲の雑木林から流れ出る小川で、その小川の水は雑木林が養った湧水です。谷津は稲作が始まって以来、人びとが長い年月にわたり自然との共生によってできた、身近かつ貴重な資産とも言えるでしょうか。

代表的な谷津のイメージはこんな感じです。↓ 画像:Wikimedia common


このような雑木林には、草花がたくさん咲いています。まずはわが家の近所に毎年咲くカタクリ。片栗粉のカタクリです。群生しています。時季は3月ですね。


最近は個体数が減っているとかで、保護するようになりました。


房総の春は早く、南房総に行きますと1月には早くもスイセンや菜種の花が咲いています。スイセンで有名なのは内房の鋸南町。植えられたおびただしいスイセンが咲き「水仙ロード」として知られています。



また、菜種と桜が一緒に楽しめる所もあります。外房の大原からのびるローカル線いすみ鉄道の沿線です。写真は3月のもの。


のどかですねぇ。

暖かい房総では、桜前線の北上にしたがって桜は割と長い間、いろんな所で楽しむことができます。下の写真は先々週のもの。わが家の近所ですが、場所によってはまだ満開でした。


そして、ついこの間行ったのは、わが家の近くの公園に咲くシバザクラ。NHKで紹介されちゃいましたので、今年は人でいっぱいになってしまいました。



シバザクラは桜などに比べると開花期が長いですが、近くで見るとさすがに終わりかけのような感じでした。先週くらいが良かったようです。

という訳で、房総の春は本当に良い季節です。これからも楽しめる場所がありますので、皆さんもいらしてみて下さい。


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