8月12日~14日まで、三原やっさ祭りです。祭りの中心は「やっさ踊り」です。1567年に小早川隆景が三原城を築城したのを祝って始まったということですが、多分、念仏踊りなど古い盆踊りが形を変えながら伝承されたものではないでしょうか。参加している人たちのほとんどはスーパーマーケット、銀行、病院、その他の企業や町内会に属したグループで、阿波踊りのように1年間きちんとした練習をして技を競うというものではなく、少し練習して、参加して楽しむもののようです。踊りのすばらしさを見せあうものではなく、日ごろの鬱憤を晴らし、騒いで楽しむ方向へ行っているようですが、正式な衣装と正調のお囃子、踊りを見てみたいものです。祭りに参加している人たちが、子供がいっぱいいるところでタバコをすっているのを見ると民度も低く、これで酒に酔って暴れれば沖縄の成人式と変わりはありません。現状では魅力が乏しく、旅行客を集めるようなものではないというのが感想です。参加基準を厳しくする、きちんとしたグループを増やす、「正調」の人たちをきちんと評価する、マナーを厳しく求めるなどが必要ではないでしょうか。