燻製が嫌いと言う人はあまりいないのでお土産用に作りました。最初はベニヤ板を使って燻製器を作るつもりで設計図まで作りましたが、一度に大量に作ることになり、そこまでの需要はありません。そこで、ガスコンロで少量作ることができる専用の鍋を買いました。
ソミュール液(濃度15%の塩水が標準ですが、F老人は、12%+塩の半量の砂糖を加えます。)に24~48時間ぐらい漬けておきます。その後、流水で約2時間塩抜きをします。(水代がもったいないので井戸水を使います。)塩抜きしたものを2時間以上陰干しします。
鍋の底にチップを敷き詰めます。2つまみ程です。(今回は「ナラ」のチップ)
その上に、金網に載せた素材を置きます。(鶏胸肉を開き状態にしました。)
これから、コンロにかけます。強火で約5分、蓋の隙間から煙が出てきます。その後、弱火にして、肉の厚いものは10分、卵やささみは5分加熱します。
それから専用の保温器(どうもこれがうまくできる秘密のようです。)に鍋ごとおいて10~20分待ちます。(最初の写真の状態)
蓋をあけると・・・いい色です。香りも最高です。
チップには脂が滴り落ちて燃えていないところがあります。
茹で卵を「くんたま」に。弱火にして5分です。
時間の経過とともに、色が濃くなるようです。