首相の消費税発言、与党議員から異論
21日の民主党常任幹事会で、菅首相が消費税率10%への引き上げに言及したことに対し、与党議員らから異論が相次いだ。
松木謙公国会対策筆頭副委員長は「昨年の衆院選で消費税を上げないという約束をした。党内への説明もない」と不満を表明した。
高嶋良充参院幹事長も「増税の検討は余りにも早すぎる」と述べた。
山根隆治筆頭副幹事長、一川保夫参院議員らも同調した。
これに対し、玄葉政調会長は「すぐに増税するわけではない。
『次の総選挙までは上げない』というのが基本方針だ」と理解を求めた。
消費税に関する党の見解をまとめ、所属議員らに配布することも約束した。
また、輿石東参院議員会長は21日、甲府市での記者会見で、「まだ税金のムダ遣いがある。
消費税に手を付けなくても、景気が回復して税収が上がれば(増税は)必要なくなる」と語った。
同時に、増税する場合の仕組みについて、「食料品や教育費を除外する方法を考えなければならない」と述べた。
21日の民主党常任幹事会で、菅首相が消費税率10%への引き上げに言及したことに対し、与党議員らから異論が相次いだ。
松木謙公国会対策筆頭副委員長は「昨年の衆院選で消費税を上げないという約束をした。党内への説明もない」と不満を表明した。
高嶋良充参院幹事長も「増税の検討は余りにも早すぎる」と述べた。
山根隆治筆頭副幹事長、一川保夫参院議員らも同調した。
これに対し、玄葉政調会長は「すぐに増税するわけではない。
『次の総選挙までは上げない』というのが基本方針だ」と理解を求めた。
消費税に関する党の見解をまとめ、所属議員らに配布することも約束した。
また、輿石東参院議員会長は21日、甲府市での記者会見で、「まだ税金のムダ遣いがある。
消費税に手を付けなくても、景気が回復して税収が上がれば(増税は)必要なくなる」と語った。
同時に、増税する場合の仕組みについて、「食料品や教育費を除外する方法を考えなければならない」と述べた。