明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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USダウ続落。東証は期待の反発。・・・本格リバウンドか???

2008年01月23日 15時46分24秒 | Weblog
日経平均は12,829円の256円高。東証1部の値上がり銘柄数は1,444、値下がり銘柄数は220。出来高は25億2,806万株。

米国が0.75%の緊急利下げを実施しましたが、景気後退を回避できるという確信が持てないことが警戒されNYダウは下落しました。

東京株式市場では米国の利下げの声明文に「成長に対するダウンサイドリスクがかなり残っている」、「そうしたリスクに対応するため、必要に応じてタイムリーに行動する意向である」と書かれていたことから、1月29日~30日に開催される定例のFOMC(連邦公開市場委員会)でも0.5%の利下げが実施されるのではないかという期待や、本日から各国首脳陣が参加する世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)が開かれているので、危機感が共有され、金融緩和などで国際協調が執られるという期待も託され、株価は期待観で反発しました。

今日の東京株式市場では米国の追加利下げの継続に期待して、トヨタやキヤノンなどの輸出関連も反発し、グローバルなリスクマネーの回復により国際商品市況も上昇に向かうという期待から三菱商事や三井物産などの商社株も買われ、海外投資家のリスク許容度の拡大に期待して、みずほなどの銀行株や三菱地所などの不動産株も買われました。

日本政府の医療費削減でジェネリック医薬品の普及促進策が推進されることが有望視れ、東和薬品や沢井製薬が買われました。東和薬品(4553)は開業医向けに注力していて、競合激化の病院市場とは離れた市場で競争力を高めていることが評価されました。

日経ジャスダック平均は1,512円の1円安。ミクシィやザッパラスやACCESSなどが買われましたが、楽天は伸び悩みました。

前日の世界同時安の報道が恐怖を煽っていますが、テクニカル的に検証すると期待値が90%以上に上昇しています。

大儲けを期待する買戻し組と、外資の換金売りの圧力関係で微妙な値動きが続きそうです。