明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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USダウ続落。東証も売り加速で全面安。 外資の先物売り加速。

2008年01月21日 15時45分55秒 | Weblog
日経平均は13,325円の535円安。東証1部の値上がり銘柄数は103、値下がり銘柄数は1,596。出来高は21億7,811万株。

ブッシュ米大統領が先週18日に、一般教書演説で明らかにするとしていた景気対策を10日前倒し発表しましたが、具体的な内容が議会と詰められていない中での「生煮え」的な状態での大まかな内容説明にとどまったことや、1回限りの戻し減税では消費に回る部分が小さくなるということが失望され、先週金曜日の米国株は下落し、週明けの東京株式市場も全面安となりました。

サブプライムローン関連の証券の価格低下により、金融保証会社も引当金の積み増しが求められていますが、資本不足に陥り、格下げされると、保証していた債券も自動的に格下げされることになるため、金融機関や機関投資家が保有する債券の新たな評価損が発生すると警戒されています。

今日の東京株式市場ではブッシュ大統領の景気対策の効果が限定的という見方からソニーやトヨタなどの輸出関連が安くなり、米国の金融保証会社の格下げで信用収縮懸念も強まるという不安からみずほや三井住友などの銀行株も売られました。
 
米国景気の悪化で世界景気も減速するという懸念から、鉄鋼株や商社や海運株も安く、ダイキン工業やファナックなどの設備投資関連も売られました。

ゼクス(8913)は11月中間期はマンション販売拡大で前年同期比96%増となったものの、大型案件の引渡期ずれや温浴施設の赤字により営業利益は前年同期比11%減の24億円と、計画比5億円の未達となったため、ストップ安となりました。

DeNA(2432)は2008年3月期の営業利益見通しを90億円(前期比99.7%増)→125億円(前期比177.4%増)に上方修正したため、買われました。

日経ジャスダック平均は1,561円の12円安。ミクシィやACCESSや楽天が安い。