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USダウ買い戻し。東証は売り優勢。 外資の売り再開

2008年01月10日 16時07分26秒 | Weblog
日経平均は14,388円の211円安。東証1部の値上がり銘柄数は373、値下がり銘柄数は1,272。出来高は19億1,620万株。

ゴールドマンサックスが米国経済は2008年に景気後退入りし、GDPは年率0.8%にとどまるという見通しを示したことや、国連も米国の住宅市場の落ち込みと信用収縮に加え、ドル安などで世界経済が停滞するリスクが高まっているという認識を示したことで、世界経済に対する景気敏感株と位置付けられている日本株は敬遠されました。

銀行株が反落し、米国景気の不況入り懸念からトヨタなどの自動車株も安く、世界景気の停滞リスクから鉄鋼株や商社株や海運株なども軟調となりました。

アトリウムやリサパートナーズや東京建物や住友不動産などの不動産株も売られましたが、日経金融新聞にサブプライムローン問題による信用収縮で、不動産ファンド業界は資金調達に影響が出始めた上に、2008年には不動産ファンドの大量償還も見込まれていて、従来は新規ファンドに物件を移管すれば済んだが、立ち行かないケースも出てきたという記事が掲載されたことが不安視されたようです。

中国では11月の食品価格が前年同月比で18.2%と大幅に上昇しているために、今年1年間は小麦やトウモロコシ、コメ、大豆などの穀物と穀物製品に5~25%の輸出関税を課しています。穀物輸出を減らし、国内消費に回すことで食品価格の安定を目指していますが、国際市況には価格上昇圧力がかかると見られています。

参考情報
橋梁の耐震補強投資の増加期待から日本橋梁などは高い。
中国の穀物輸出関税で穀物市況高期待から日本農薬も値上がり。
賃上げ待望論からマルエツも買われた。
ドワンゴは日興シティが携帯ブロードバンド化で恩恵と推奨。

日経ジャスダック平均は1,676円の0.28円高。
ミクシィは目標株価120万円と発表されたため、売られた。

ゴールドマンサックスは、サブプライムローンの空売りを仕掛けて大儲けしています。
次の仕掛けは、原油?、穀物?、日本株?。・・・世界を股に掛けた経済ヤクザ???