明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

時事ネタ 京都 散策 歳時記 花見頃など

USダウさらに急落。東証は買戻しムード。 USダウも底打ちか?

2008年01月18日 15時58分19秒 | Weblog
日経平均は13,861円の77円高。東証1部の値上がり銘柄数は1,284、値下がり銘柄数は383。出来高は27億2,660万株。

昨夜のUSダウは、昨年12月の米住宅着工件数が前月比14・2%減と1991年5月以来の低水準。加えて、米証券最大手のメリルリンチの昨年10~12月期決算が98億3300万ドル(約1兆500億円)の大幅赤字を計上。シティグループに続き、金融機関の損失拡大に警戒感が一段と強まった。

前日の米国で1月のフィラデルフィア連銀景気指数が昨年12月のマイナス1.6の後、マイナス20.9に急低下し、景気後退懸念からNYダウも急落したため、今朝の東京株式市場は売り一色で日経平均も朝方は前日比418円安の13,365円まで売られ急落しました。

しかし、ブッシュ米大統領が18日に景気刺激策の概要を発表する見通しで、規模は議会が求めている総額1千億ドル(約11兆円)程度を想定している模様と報じられたことで、後場は相場も持ち直し外資が売り処分から買い転換しました。

朝方は米国のフィラデルフィア連銀景気指数の急低下を受けて、大きく売られたトヨタやホンダやソニーなどの自動車株や電機株などの輸出関連株も米国景気の悪化に歯止めがかかるという期待から下げ幅を縮め、サブプライムローン問題による信用収縮で資金調達に影響が出始めているという不安感から売られていたクリードなどの不動産ファンド関連株も持ち直し、三井不動産などの大手不動産株も反発しました。

米国のFRBが発表した週間統計によると、資産担保コマーシャルペーパー(ABCP)の発行残高は3週連続の増加となり、FRBが進めてきた金利低下や米国の金融機関の資本増強策などにより、機能不全に陥っていたコマーシャルペーパーの市場も正常化の兆しが出ていることも歓迎されています。

アルファシステムズ(4719)は10~12月期の受注高が前年同期比23%増の66億円となり12月末の受注残高も前年同月比9億円多い44億円となったことで株価も上昇しました。NTTが2008年3月末から商用化サービスを開始する次世代ネットワーク(NGN)の品質検証が中心で、NTTグループ向け取引経験が強いアルファシステムズが他社に先行してNGN関連の受注を拡大しているそうです。

日経ジャスダック平均は1,574円の8円高。
ミクシィやACCESSや楽天などの時価総額上位の銘柄も反発し、中古物件などの資産活性化事業を行っているプロパストも高い。

本格的な反発は、アメリカの月曜日が祭日となるので3連休明けの22日(火)と予測されます。・・・さてさて、連続した大口の資金が「どんだけー」準備されているのでしょう?