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郊外型大型書店は,最初から経営は成り立っていない。

2025-02-12 | ◆日記・エッセイ・コラム
■こういう話で最初に出てくるのは文化がどうのこうという形而上学的な話が最初にできるぶっちゃけ これ商売である。文化といえば SNS も ネット販売も今の文化で一括りできますよね。ビジネスとしてどうするか 旧来の方法ではいけないのなら 旧来の方法を何とかすべきです。

■書籍の問題はいつも 再販制度で止まってしまうんです 誰かが困るんですけどその誰かが一番の原因だということを誰も言わない それは金の流れを握ってるからですよ。




■それは書店の顔をした レンタルビデオ屋 をやっていたに過ぎないから,
そのレンタルが斜陽になれば郊外の大型書店は絶対に経営が成り立たないのはやる前から分かっている。

■ なぜ廃業するか? 経営が成り立たないからね。 なぜそうなるかといえば 利益率が低すぎるからである。 アメリカと比べて日本の本は 製造コスト もかかるが中間流通業者がいて、 便利と引き換えに利益を持っていかれる。

だから一つの前提として 文庫や新書にカバー や帯はいらないということを徹底してアメリカのようなペーパーバックスしてもっともっと 製造コストを利益に回せば少しは改善するだろう。




◆粗利が22 パーから25%でいくら売っても経費で消えて行き、今までをそこから利益を出してたのは副業のレンタル業である。本屋という 集客力でレンタル業を営業するというのは 儲け どころであったがところがそのレンタル業が ネット配信でいきなり 斜陽産業になって、今は フロアを他社や中古売買業者に貸してなんとかしのいでると現状であろう。

書店はこれからもどんどん潰れていく。
人々がそれを必要としていない。 困ってもいないからである。

極論を言うと 中間業者をなくして 出版社が 直売 すれば利益もあるし ある意味 価格ももう少し下がるのがもっと売れるだろうというのは 素人考えであろうか。

文庫本が1000円を超えるような世の中では困る。

■業界人に限って言えば その巨大な 中間流通業者のことを誰も言及しない。
地方の代議士が農協の悪を追求しないと同じで 日本の農業をよくしようと思えば農協 さえなくなればうまくいくはずである。

直販 にすればもっと 儲かるわけである 粗利50%も行けるだろう。

中間流通業者がいる限り 書店は儲からない。
他の産業を見ればこんなことは当たり前であるのに出版関係においては それが巨大すぎて怖くて誰も言えない。

■地方の小さな書店が閉業するのはこれは時代の流れで 救いが無い。なぜかというと売れ筋であった雑誌コミックをコンビニで深夜0時から発売されれば勝てるわけがない そしてどこでも購入できる。

■今のような過渡期にはいろんな施策や考え方が、なんとかしなければいけないという形で出るが 結局は無力であり 所詮必ず潰れていく。 それは時代なのだ。電気商、金物屋、八百屋と同じである 書店 だけが特別なわけがない。


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