焙煎教室で何を学ぶか初めからハッキリと目的意識を持つてる方はいない。
最初は誰も、何も判らないのです。当然です。
けれど皆さん、美味しい珈琲豆を作りたいと思ってることは間違いないです。
始めての機械を前にすれば、戸惑ってしまう。ただ、それだけ
当店では、まず焙煎機の「しくみ」から分解して教えています。
「しくみ」が判らずに、操作しても絶対に何も身につきません。
「ダンパー」とは、それほど敏感な装置ではない。日々の掃除の方が余程、敏感です。
簡単なことを「難しく言う」のはダメ。
大切なことは反対です。 難しいとこを簡単に説明する方が難しい。
その為には「百聞は一見に如かず」です。
1回目は「しくみ」を学べばよい。
焙煎機なんぞ、空調理論云々する程の精度の機械ではありません。距離の短い乱雑系ですから適当な測定機ですれば適当な望む数字は実際にだせるかもしれません。
実際、焙煎して有用なことは、【完煎】を覚えることです。これを知らないと、お店で
同じ豆を「浅煎り」「中煎り」「中深~深煎り」と煎り分けて、結局、自信がないだけで
お客さに選んでもらって、逃げてるお店になってしまいます。
大事なことは、豆の品質が一番なんです。
宗教のように【有機栽培】を信じるよりも
【フェアトレード】を信じるよりも
自分の舌をまず信じることです。
「フェアトレード」とは商社と農園主の間での出来事であり、農民は奴隷です。
「有機栽培」とは「最終販売者が付ける名前」にすぎません。(笑)
自分が作ったものしか本当のことは判らないんです。
私は減農薬は理解するが、無農薬は?です。
無農薬の米なんて、実際は難しい
本物の農家の方はこういうことは当たり前に知ってます。
それを飲んでる方が「幸せな気分」なだけです
最近販売始めた電気自動車が「エコ」だと思ってる方がいますが
実際は、その充電する電気の大元の火力発電所が変わりにCO2吐いているから、たった2割ほどエコなだけなんだそうです。
美味しい珈琲を焙煎して、自分で淹れて、自分が「美味しい」と思い飲むことが出来ればいいのです。
最終的に「飲む」で完結しなければ教室の意味はない。
この道50年の焙煎ジジイが職人ワザで焙煎しても、グレードの低い生豆が、ブルマンになることは絶対に絶対にありません。ブラジルがモカ・マタリになるなら、私もジジイの弟子になり山奥で滝に打たれて修行します。
焙煎の第一条件は、良い豆です。
ハンドピックするような豆は駄目な豆です。
迷ってる方は是非来て下さい。
これからは、焙煎が出来て当たり前の時代です。50年ハンドピックしてきた珈琲より私は若い力を信じてます。
コーヒー焙煎教室 東海三県の方は、東京・大阪の交通費で中身は何倍も濃い内容です。
take care
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