1944年のニューヨークを舞台に、実話をもとにした作品です。
音楽界の有力なパトロンの老婦人が、実は音痴なのにまわりのお世辞を真に受けて、歌手をめざし、独唱会をしたり、レコードを出したりして、最後には当時の音楽の殿堂であるカーネギー・ホールでリサイタルを開きます。
大女優メリル・ストリープがふけメイクとヘタウマの歌声(本当の彼女は歌が大変うまいのですが、実際の老婦人の歌い方を完コピしてみせます)で、圧倒的な存在感を示します。
年下の夫役のヒュー・グランドもいい味を出していますし、伴奏のピアニストなど他の出演者も演技達者ばかりで、戦時中のニューヨークの雰囲気を鮮やかに再現して見せました。
それにしても、日本では、彼女のような大女優に、その年相応の魅力のある役を演じられるような作品を提供できないでしょう。
映画館では、例によって、アイドルたちの愚にもつかない映画の予告編を、いやっというほど見せさせられました。
音楽界の有力なパトロンの老婦人が、実は音痴なのにまわりのお世辞を真に受けて、歌手をめざし、独唱会をしたり、レコードを出したりして、最後には当時の音楽の殿堂であるカーネギー・ホールでリサイタルを開きます。
大女優メリル・ストリープがふけメイクとヘタウマの歌声(本当の彼女は歌が大変うまいのですが、実際の老婦人の歌い方を完コピしてみせます)で、圧倒的な存在感を示します。
年下の夫役のヒュー・グランドもいい味を出していますし、伴奏のピアニストなど他の出演者も演技達者ばかりで、戦時中のニューヨークの雰囲気を鮮やかに再現して見せました。
それにしても、日本では、彼女のような大女優に、その年相応の魅力のある役を演じられるような作品を提供できないでしょう。
映画館では、例によって、アイドルたちの愚にもつかない映画の予告編を、いやっというほど見せさせられました。
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