もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

映画「蟹工船」を観て

2008-07-25 17:40:03 | Weblog
 40年ぶり。映画「蟹工船」を観て。
 
 あれは、川崎駅近くの映画館。
 「小林多喜二の生涯?」との2本立て。
 (その主題歌『昼でも夜でも牢屋は暗い。いつでも鬼めが・・・」は、今も時折り口ずさんでいる。)
 川崎は労働者の街。上映機関が一月ほど延期されたと思う。
 何度も観に行った。

 あのころは、仕事に就いたばかりの20代。
 社会や仕事の矛盾に、いつも管理職にぶつかっていたころのこと。
 あの時の感動は衝撃となり、今も忘れられない。
 
 今、若者たちの間で、この「蟹工船」がブームになっているという。
 『蟹工船』の中は、当時の社会の縮図。
 時代背景が、あのころと重なるのだろう。
 やりばのない不満や怒りが、燃え上がりつつあるのかもしれない。
 
 労働者が大事にされない社会は、滅びる!
 みんなでスクラムが組めれば、また、明るい社会を目ざせる。

 追.
 この映画は“山村聡”の脚本で初監督の作品だった。
 若いころは、全く気にすることは無かったが、やや驚きだった。


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