もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

黄葉の姿を映す鏡がない

2010-11-21 12:44:53 | Weblog
  今日も雲ひとつない小春日和!

 「ぼちぼち村」のまわりは、紅葉の季節も最後を飾るカラマツにスポットが当たっている。
 ところが、目の前の川原子(かわらご)ダムの水を今年もギリギリまで抜いている。
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 湖面を彩るカラマツは、自分の立ち姿を映せないでいる。
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 不忘山とカラマツの黄葉。(湖底から)
 「ぼちぼち村」は右側のカラマツの中にある。(赤く映っているのは夕日のせいか?)

 昨年の今頃、湖底には「ヤマトシジミ」の稚貝の死骸が一面に広がっていて驚いたが、今年は全く見かけられず緑に覆われだしたのだ。<emoji code="a006" />
 広がったのは、陸地の植物群。
 DSCN3624.jpg
 イヌタデ・アメリカセンダングサ・イヌビエ・イヌガラシ・ハハコグサ等など・・・

 その中に、ここでは見たことのない植物が細菌の株の様に点々と、広大に広がっていた。
 DSCN3626.jpg
 どこかで見たことのあるような気もするが・・・思い出せない。
  
 毎年ダムの水を半年近く抜くようになって5年、湖底が陸上化してきたのか?
 白石市議会でも環境保全や観光地の問題として取り上げられたが、市長は氷上釣りの危険防止の一点張りで検討する姿勢はなかったという。(もう5年、凍らなくなった)
 市長には中山間地の地域起こしの認識はないようだ。

 今はイワナの産卵の時期。生態系が大きなダメージを受けないようにしなければなるまい。
 紅葉を楽しみに来る人もまれになり、来ても直ぐ引き返していく。

 ほっと一息つける場所なのに・・・
 


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