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もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

お墓参り・被災地の秋

2015-09-23 12:58:06 | Weblog
 

 <きのうのこと・お墓参り>
 朝のニュースを見ていた妻が『彼岸の中日』を聞いて「お墓まいりにいく」と言い出した。

 特に予定はしていなかったが、言われればもっともではあるので昼から出かけた。
 
 お寺には昨年行った。
 細い道路をくねくね上った山の中という記憶。
 国道6号線から右折して細い舗装路へ。

 少し先には砂利が置かれて通れない。
 その少し下にも細い道。それを入ると雑草の迷路。
 
 10m先にT字路が見えるが、手前に道路を横切る草の帯。
 迷ったが突っ切ることに。
 ガッタン! 隣に座っているタカが「ウ~ン」と唸る(怒ったとき)<emoji code="a003" />

 降りてみると30セントくらいの段差あり。
 大震災のときの陥没だ。

 バックしても上がれない。仕方がない、前進を試みる。 
 ガッタン!今度は尻がぶつかった音。
 なんとか脱出<emoji code="a001" />目立つ傷はなかった。

 更に下って広めの道を左折。やっと<徳本寺駐車場>の表示。
 妻の実家の墓は、あの津波で流されたので集落ごとここに移転したのだ。

 駐車場から墓地へは階段。妻は車から降りないというのでタカと下りる。

 昨年、実家の墓を見つけられず、住職夫人から教えられたが分からなかった。
 新しい墓石が増えていたが、跡継ぎはまだ仮設暮らしで墓石をたてる余裕がないのかも知れないと思った。

  妻には何も言わなかった。

 
 墓参に来ている人は去年よりずっと少なく感じた。

 <被災地の秋>
 帰りに浜の畑に回ったところ、目の前を〇〇台のダンプの列<emoji code="a006" />
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 中央の高架橋は新常磐線。

 被災後2年目(2013年)の様子。
 DSCN4109.jpg
 今と比べてもらいたい。

 被災した田んぼの復旧は全てではないが黄金色に。
 DSCN9506.jpg
 建物は排水機場。

 DSCN9508.jpg
 白いのは堤防。ほぼ完成しているが、海が見えないのは寂しい。

 震災の年(2011年)の秋、被災者は農地の草刈りや瓦礫拾いで日銭を稼いでいた。
 DSCN0312.jpg
ここが今、実りの秋を迎えている。