Ｍさんの手術 ・ 朝方のどしゃ降り

　　＜Ｍさんの手術＞
　きのう、Ｍさんの手術に付き添った。
　身元引受人になっているので、妻には不安があるが留守番をさせて出かけた。

　２時半に病室に着く。
　Ｍさんは点滴を受けながら横たわっていた。
　ひげを剃って前日よりいい顔になっていた。久しぶりに湯船につかったのだそうだ。

　左足が曲がっているＭさんの親指の下には厚いタコができていた。
　（こういう時でないと知ることができないのだ。）

　蔵王連峰を望む病室には５月のさわやかな風が薄いカーテンを揺らしていたが、日が射すところは暑かったので椅子を移動して四方山話をしているところへ担当看護師から「3時半入室です」との連絡。

　しばらく無言。
　やがて「はぁい　車イスでいきま～すよ　付き添いの方は待合室で待っていてください」と指示される。
　Ｍさんは、さして緊張した様子もなく入っていった。

　予定は1時間程度ということだった。ロビーでコーヒーを飲んで戻ると間もなく「終わりました」と出てきた。
　40分足らずで終わったのだ。

　担当医から話があるというので病室で待つ。
　しばらくしてやってきた医師は「腹を切らないですんだからあした退院してもいいですよ」と言う。

　「エッ　あした？（簡単だったからそれもありかと思ったけれど）、彼は一人暮らしで身内もいないしね」と言うと
　「そうね。じゃ、月曜日にしましょうか。どう？」というのでＯＫする。

　5時過ぎに帰る。
　この日の妻の留守番は問題なくできていた。

　＜朝方どしゃ降り＞
　蔵王連峰を望む病室には５月のさわやかな風が薄いカーテンを揺らしていたが、日が射すところは暑かったので椅子を移動して手術のことやら

　今朝6時我が家の周り３ヶ所で花火（爆竹）が上がる。
　それに合わせるように断続的に大粒の雨が音をたてて降りだす。

　今日は地区で何か行事があったかな？
　児童数が減った小学校と地区の合同運動会だったかな？　とすると、体育館での開催か？

　昨日までカラカラだったのに・・・

　昼から薄日射す。