筒井康隆と言えばスラップスティックのブラックジョーク的な作品が多いイメージですが
まぁ~この作品は至極まともなのである意味異色作。。。
異色作であることを考えても凄く面白い作品でした。
うーん、なんだろうか、いい作品を読み終えた後の充実感や余韻が深いです・・・。
テーマは旅と哲学と歴史と純愛とSF。
このSFっていうところが筒井康隆の本領発揮なのかな。
旅をするラゴスの目的は?って考えた時にやっぱり愛した女性に逢いたいんですねぇ~。
旅行記や紀行文などのノンフィクションは大好きなのですが
フィクションでここまで面白いってのはあまり読んだことが無い。
「旅に出たい。。。」そう思える作品でした。
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