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田舎のボーリング場

2012年11月18日 22時38分41秒 | その他

たしか小学4~5年生の頃だったと思う。

熊本で田舎の方にも小規模のボーリング場があった・・1980年ぐらいかな。

友達4~5人とボーリング場に行った記憶なので土曜の午後か日曜日だろう。

そのボーリング場は10レーンほどあったのだがゲームをしている人は一組か二組の寂れたボーリング場だった。

ボーリング場にはレーンの他にゲームコーナーがあって、小学生だけではもちろんボーリングはしなくて

ゲームコーナーにあるピンボールマシンが目当てでした・・・

当時はインベーダーゲームが出始めた頃である程度のコンピューター制御のゲームはあったのですが

そのボーリング場にはピンボールマシンが5台ほどしか無かった・・・


たしか一ゲーム50円だったと思う・・・

50円を入れると正面の盤面に使用球数が【3】と表示される。

球を打ち出して球が下に落ちると次の球が出てきて【2】と表示される

もちろんあと【2球】のゲームで終了ですよ・・・の意味、50円で【3球】一ゲームのシステムです。

私はボーリング場で遊んだ記憶もなく、ピンボールマシンも初めてでした・・・

友達の一人が50円玉を入れてゲーム開始し、勢いよく右のレールから鉄球が発射され

縦横無尽に鉄球が上下左右と動き、正面のデジタル数字が上がっていく・・・

まぁ点数を競うゲームなのですが・・・・


【2個目】の鉄球が下に落ちて【3個目】が出てきた時に

友達の誰かがピンボールマシンの裏側についていたタンブラースイッチを切ってまた入れたのです・・・

すると【1個】の鉄球が残った状態でまた正面の盤面には【3個】の表示が!!!!

「えっ・・・なに?」

友達は平然としているし、「次交代な・・・」なんて言って他の友達と交代した・・・

そして同じように残りの鉄球【1個】で電源のOFF、ON操作。

またゲームの最初に戻る(無限ループ・・・)


感覚的にはダメな事なんだろうなぁ~などと思いながらも、そんな事を正面切って言い出す勇気もなく

50円の投資で3時間ほど遊びました、5回ほど順番が回ってきたと思う・・・

多分、まだまだゲーム機などにはセキュリティーや不正防止の機能なんか無かったと思うし

他の友達もイレギュラーな遊び方を知っていたかどうかは、今となっては知るよしも無い。


今現在、ボーリング場あとには立派なマンションが建っている・・・

当時から潰れそうなボーリング場の特異な思い出です。





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