また、観てしまいました。とにかく脚本が100点な作品!!!。
伏線は難しくせずに、早い段階で回収しているから要所要所で感情移入できて号泣(笑)
なぜなら主要な登場人物がみんな純粋にやさしい・・・
やさしさの行きつく先は「奇跡」みたいな嘘くさい話ですが、非常に面白いストーリー展開にいい意味で騙される。
今回、観直してみると当時は思わなかった発見があって面白いです。
主人公のジャックが大金持ちの家に忍び込むときに「誰も上を見ない町だ!!」っていうのは
逆説的に言うと「ビルの上層部に住む人は下に住む人間なんて相手にしない」って事だと思う。
最初はジャックもそういう下の人間を相手にしない人物だったのが、自分がどん底に落ちたことによって
ホームレスの気持ちや、罪の意識への贖いなど、成長した(変わった)人物として描かれている。
そもそも自分が直接事件を起こしたのでは無いのに、これほど罪の意識を感じるのは。
元から根はやさしい人物である証拠だと思う。
ジェフ・ブリッジスと今は亡きロビン・ウィリアムスの名演技が光る名作だと思います。